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桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

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これ野球の観戦チケット2枚です
昨日の巨人vs広島戦
このシートは・・一塁側ジャイアンツベンチのすぐ上
去年もそうでしたが・・よく見える席
ジャイアンツのシーズンシートの中の2枚なのです

私の地元にもコミュニティーペーパーとして
よみうり新聞社があります
その社長さんが古い友人のひとりで
長いつきあいです
たまたま会社の社歌を作ってほしいと頼まれて
これまた親友のNさんと組んで
私の作詞とNさんの作曲で・・作りました
多分30年も前のことのはずです

「センパ~イ!・・ちゃんと毎朝朝礼で歌ってますよ」
会えば必ず・・そう言ってくれます
そして義理堅くも・・毎年のように
こうして招待券を送ってくれるのです

自分の兄貴が早実の甲子園球児だったせいもあって
妻は・・野球はよく知っていて好きなので
ふたりでドームにでかけ・・楽しませてもらってきました

昨日も・・去年と同じように
ふたりでドームに出向き
軽く夕食を済ませ・・ゲートに向かいました

悲劇の始りは・・ここからでした
この2枚のチケット・・ご覧になると判りますが
昨日の分なのに・・半券が切れてません
つまり未使用になっています・・ふたりでドームにいてです

どういうことかと言いますと
夕食も食べ・・喉の渇きも癒し
その分・・トイレも済ませ
さて・・と歩き始めたゲートへの通路

暫くして・・違和感に気づきました
私たちが向かってる方向から
大勢のひとが・・歩いてくるのですが
その集団がみんなオレンジと真っ赤なのです
こっちからあっちなら・・分かりますが
あっちからこっちとなると・・違和感です

「オイ!・・チケット調べてごらん!」
妻はバッグからとりだし・・じっと見つめ
唖然としはじめました・・予感は当たりました

午後2時(正午開場)とあります
今5時・・終わったばかりでした

どうやら日曜日にナイターはないらしく
昔とはすっかり様変わりして
親子で楽しむデイゲーム本位のようです
しきりに恐縮する妻でしたが
私もまた・・てっきりナイターだと
ここでも時代感覚は追いついてないようです
「馬鹿ちゃいまんネ阿保でんネ!」でした

踵を返し・・真赤とオレンジの流れに乗って
水道橋の駅まで戻り
パスタ&ノンアル・ビールの見た目安くて
実質高価なディナーは終わったのでした
シーズンシートの巨人戦って
ちょっと調べたら・・メチャ贅沢
テレビに顔が写っちゃいそうな席は
そりゃもうお高いのです

テレビもそうだが・・監視カメラの時代
「いやぁ!楽しく観戦したよ・・ありがと!
いい試合で巨人勝ったしね!」
送り主に嘘言ったりしてばれたら
政界官界の轍を踏むことになるから
今日・・正直に謝っちゃいました
ゲラゲラ笑って許してもらえましたから
やはり正直がいい・・そう思ったのでした

お詫びの交差点で
ちょっと足りなくなっていたズボンをせがんだら
妻は・・さっき一緒についてきて
2本の予定を3本買ってくれました

もっとも2本買うと1本おまけのしきたり
これって・・お詫びの印になるんだろか





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# by touseigama696 | 2018-07-09 21:27 | ○未分類 | Comments(0)
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「スタート・ユア・エンジ~ン!」
伝統のインディー500は・・この掛け声で始まる
なんてたってエンジンかけなきゃ・・始まらない

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レースの始りだから
いつもとちょっと違った試みでスタートだ
だから予定変更の思いつきに食いついた

似たようなことはこれまでにもしてるが
一手だけ手数を変えている
線紋のへりの乱れが気になるが・・走りながら直そう


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これも盆栽用のつもり
茶碗でも通る作り方で・・盆栽鉢
コラボの面白さは
互いに狙いをつけた意外性のキャッチボール
息が合えば・・段々面白くなる


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 西瓜の頭を水平切りして
その蓋を下に敷いてみた

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関係者3人で・・ラインを使った会議室
よほど苦手な世界だけど
時間と場所の節約なら・・これもありだ
互いに写真と意見を交換しながら
意外性を普遍性に変えてゆけば好い


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盆栽作家 岸本千絵さんから
会議室に届いた・・彼女の作品
ぐい吞みが・・盆栽鉢だ


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これもそう・・生け花じゃない盆栽である
私の知っていた盆栽とは別物
食器で考える器と・・また異なる興奮がある
楽しくなってきた





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# by touseigama696 | 2018-07-07 21:58 | ●工房便り | Comments(0)
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この紋様
いつもなら茄子紺で染める
でも今日は
パステルカラーで塗ってみた
白い器に・・パープル系のツートンだ

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用途を変えたから・・彩色も変えた
これで・・盆栽はどう映るだろうか

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先週テストでお渡しした幾つかの作品
ラインで設えた写真になって送っていただいた
実に好いのだ

盆栽作家岸本千絵さん
(許可がでたので・・本日より実名で!)
とのコラボが本格的に進みそう
とても楽しみになってきた

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用途は違っても・・仕事は丁寧に!
職人魂も・・大事にしたいものである




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# by touseigama696 | 2018-07-06 08:59 | ●工房便り | Comments(0)
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一昨日窯だしした・・新作食器の一部です

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全て糸抜きの那須紺染め

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慣れた紋様ばかりですが
それでも手間がかかるので
数は捗りませんが
ひとつづつ溜めてゆくしかありません


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失敗作を・・自分でも使いますが
暑い夏・・茄子紺は涼やかだし
日本人には馴染の深い色合い
気に入っています


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糸抜きでの幾つかのパターンを定番にして
新しいビジネスモードに対応してゆけるよう
作品をためてゆくつもりでいます


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目の手術から二ヶ月近く経過
改善されているのが分かり
細かい仕事には嬉しい成果です


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つい先日・・私の76歳の誕生日でしたが
今は亡き親父が亡くなったのが94歳で
大学をリタイアして完全に引退したのが
親父が残した日記に寄れば‥76歳
私もその年になったんだと
感慨深いものがあります

工房で・・こつこつと作り続ける日々が
段々に曖昧な時間になりつつあって
自分の発意で古い医学書の翻訳を始めながら
「仕事じゃないけどやれるとこまでやってみるさ!」と
数頁を未完に死んだ親父を
ふと思い出したりするのです

書斎のデスクに・・背を丸めてじっと座り
一日中ワープロで英文和訳していた親父
ロクロの前の私は・・たまにやってくる孫たちに
同じように映るんだろうか






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# by touseigama696 | 2018-07-04 08:34 | ○ギャラリー | Comments(2)
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飯を食べるために・・茶碗を作り


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料理を盛るために・・深鉢をつくる


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勿論・・茶を点てるための茶碗も作る


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用途がものの形を決めてゆくのは自然だが
それだけが決定的な決まり事ではない

何を何に見立てて何を作る?
用途を動かすことで
見慣れた物の・・見慣れぬ行く末が
とても興味深いものになる

皿の見こみに穴を開け
皿は・・皿ではなくなった
ここに盆栽を設えたら・・どうなる?
盆栽作家さんとのコラボ・・それが楽しい



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どんな形を作っても
底に穴をあけないと盆栽鉢にはならない
穴があっては役に立たない食器が・・そこで遠のく
用途は動くのだ


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ロクロに向かう気分に違いはないけど
新しいカテゴリーに取り組むのは・・やはり楽しい
小さな器に小さな大樹が・・息づくのかも





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# by touseigama696 | 2018-07-03 05:22 | ●工房便り | Comments(0)
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去年の初夏に発売された「炎芸術」に
私の糸抜き茶碗が紹介されましたが
このシリーズをまとめた本が出版されました


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約2年がかりのシリーズで
上記の作家さんが紹介されています

*搔き落とし*イッチン*採泥象嵌*スリップウェア
*布染め*糸抜き*織部*結晶釉*縄文象嵌*金銀彩

それぞれの作家のルーチンが・・詳細に紹介されています

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技法公開・紹介には色々な意見がありますが
公開されてこそ
将来に裾野の広い陶芸が期待されるわけで
ひとりの作家としては
とても喜ばしいことだと思っています
丁寧に書いてくださったことに・・多謝です





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# by touseigama696 | 2018-07-01 05:52 | ●工房便り | Comments(0)
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0.5㎜の糸の上に吹いた白化粧土
糸を外した跡に潜った化粧土を
針で修正しますが・・目には苦しい作業です

幸い‥先月の白内障手術をしてから
裸眼の視野が好く見えるようになったし
明るくなって・・疲れが減りました

まだ日に三度・・点眼での手入れを続けていますが
順調な回復のようです

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この作業は・・ちょうど搔き落としと似てて
狙ったラインを正確になぞる必要があります
しっかりと手を固定し
息を詰めて針を手許に引きつけます

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土に引っ張られて曲がらないよう
適度には指先に力をいれて引きます

結構粒子の細かい土を使っていても
土には・・僅かなバラつきがあるし
クセもあって・・狙ったラインを
追い出されて曲がりやすいのです

貼ったり・・吹いたりよりも
手間のかかる作業がこれで
だから
目が頼りでもあります
大事にしなきゃなのです





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# by touseigama696 | 2018-06-30 00:55 | ●工房便り | Comments(0)
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隔月で発刊される陶芸専門誌「陶遊」167号が届きました
去年の秋・・163号から連載してる「窯だ!行進曲」も
本号で第5回・・「便利は不便かも?」と題して
私流のへりくつを綴ってみました


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便利追及には目の色変える消費者意識も
便利のおかげ・・ってどんなもん?
不便には・・何の効用もないの?
不便の便を考えてみたかったのです


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でも今朝の話題は・・圧倒的にこっちです
私の連載と背中越しのページ

渡辺ちか子さんの不定期連載「あんなぁ~」
そもそも「不定期連載」っていう矛盾がいいです
連載に不定期はない!
なのに・・通り過ぎてから気づくさりげなさ
こういうユーモア・・大好きです

読んだら・・これがまた素敵な書き味
絶妙なリズムとテンポで快適なクルージングです
プロフィールを拝見して・・ナットク

辞典編纂 フリー編集者 陶芸家
その上ギャラリー主宰者とあります

プロのライターの辞典編纂となれば・・どうなる?
見事な万華鏡ができそうです
辞典一冊分の言葉の素が記憶にきらめき
それがグルグル回りながら絵模様を織りなす
まさに万華鏡なのです

この短いエッセイを
これだけ多面な角度から切り込んで
至極あっさりと説得してくださるライフスタイル
博覧強記が見事に結晶してるんですね
沢山知ってることが・・沢山言えると同義は
決して容易ではありませんから

サイトで拝見した一文でも
「白こそ素敵な・・フランス料理」の流行りを
「白しかないのか・・フランス料理」に
穏やかに反転させるキーワードが・・アントシアニン
黄瀬戸に紫芋のアントシアニンがお似合い
白だけが皿ではありませんよ
粘土とロクロだけの陶芸家ではないことを
目先から少し離れて説いてくださる
おしゃれなもの言いなのです

先日も書いたけれど
覚えるべき若い時代に・・可能な限りものを覚え
大脳皮質を溢れんばかりにしてこそ
少し長く生きて・・伝えてみたいことを
過不足なくリズミカルに・・伝えられると
改めて・・慚愧の念にかられるのです

この不定期連載「あんなぁ~」
是非ご一読くださいな


寺は・・奈良に法隆寺一寺あればいい
と無茶ぶりする私
渡邊さんのギャラリーは・・その奈良にある由
いずれ訪ねる機会に恵まれますように





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# by touseigama696 | 2018-06-28 09:14 | ●エッセイ | Comments(2)
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「名言は好きです でも
名言を言おうとする人は嫌いです」 タモリ

人生の機微を伝える名言に学ぶものはあるから
そうした言葉は好きだけど
これぞ名言と言わんばかりの・・その発言者のことは
あまり好きになれない

少し叮嚀に言えば・・こんなとこだろか
引用は・・タモリが言った名言

名言を言っておいて
それを言ってる自分のことは好きじゃない
微妙に矛盾がチラチラする言い回しだが
名言という言葉が秘めてる嫌味を嫌ったせいかも
タモリ一流のアイロニーで
さらりと核心をついた戒め・・とでも

でもさ
名言って・・レシピと思えばいいじゃないか
誰かが書かないと・・新しい料理が広まらない
人生にだって・・自分で気づかぬ味つけがある
名言の中に・・それを見つけることもあるよ
書いて教えてくれた人に・・感謝でいいと思うんだけど

最近見つけた好きな名言

「人からほめられることは難しい
しかし
      人をほめることは簡単や」(引用)

この言葉・・結構深いな





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# by touseigama696 | 2018-06-27 06:23 | ●エッセイ | Comments(0)
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昨日は・・私の76歳の誕生日でした
還暦を越えて・・二回り目の年月は
まさに矢の如く飛翔する光陰のようです

一昨日の晩・・娘の好意で妻ともども
六本木ヒルズの静かな料理屋さんで
祝ってもらいましたが

昨日は昨日で・・工房で仕事してたら
可愛い友人が・・訪ねてくれました
道路ひとつ隔てたマンションに住んでいる
my little girl friend
小学校2年生だったかな・・大人びて賢いしんらちゃんです

もしかしたら・・あの森羅万象のしんらちゃん
既に幼い体の中に・・万象の芽生えが根づいて
将来に・・大きな森を想像させるおんなの子なのです

お母さんと一緒に
この紫陽花の花で・・祝ってくれました
去年の今頃・・柿傳ギャラリーでの個展の際に
ブログで読んだらご近所なので・・と仰って
お目にかかったのが始まりでした


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花と一緒に・・この手紙が添えてありました
似顔がとてもよく描けていて
なかなか鋭い観察眼です


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バレンタインのお返しにプレゼントした
ごはん茶碗を大事に使ってくれているようです

「でもね・・キミの場合
もし壊れたらいつでも言っておいで
永久保証だからね」
小さな木々が・・大きな森に育つために
おとなにできる協力は・・そんなものかもしれません


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彼女が訪ねてきてくれたとき
この器に彩色しようとしていました
茶碗のように見えますが

これに盆栽を設えたら・・?
盆栽作家さんからの宿題
「らしくないものが・・らしくなる工夫」
そんなつもりで挑んでいます


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しんらちゃんの祝いの紫陽花をイメージして
そんな色合いを目論んでみました
さて・・どうなるんでしょう?





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# by touseigama696 | 2018-06-25 09:14 | ●工房便り | Comments(2)