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<   2019年 05月 ( 23 )   > この月の画像一覧

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転居する前の旧居時代 程近くにハーブ園があった
広い敷地は素朴なイングリッシュガーデンのようであり
花の近くにはターシャの姿が見えるようだった


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窯焚きを終えてほっとした朝
読みかけの本とカメラをもって訪ね
ここでボンヤリする時間が好きだった


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5月の頃には一杯花が咲いていた


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庭の花を一輪添えてCake&Coffee
結構贅沢な時間だった


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花って「草が化けて」・・と書く
もしかしたら
針葉樹が花に化けたあの日が発端?
1億年前の白亜紀のことだ


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あの日からずっと
花はひとことも物を言ってない
1億年もの間だ

それでいて花は人間の傍で
問わず語らず慰め癒しつづけてきた


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もの言わずして・・なお花
花たるべし


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あのハーブ園
近頃訪ねる機会はほとんどない


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原初の花はアンボレラというらしい
ニューカレドニア島に咲いた花だという
それが1億年前のこと

あの「天国に一番近い島」での出来事である


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やがて虫のお陰で装いも華やかになり
「草」は「花」に「化けた」のだ


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無言で眺めるいちまい・・


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もの言わざれど・・花
花なり


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白釉一輪挿し
もの言わざれども・・旧作



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by touseigama696 | 2019-05-31 09:20 | ●フォト散歩 | Comments(6)

いじめっ子の深情け

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数日前
採血検査をするクラス会の話を書いた
その折り自分の番がきて近況を述べよだったから
更に遡ること数週間前の
後期高齢者運転免許認知症テストのことを話した
どちらもここでご披露したが
その後日談をひとつ

クラス会で
「確実に合格するには出題範囲の64コマを
全部覚えてしまえば安心と 必死で一夜漬けして受けたら
どうにか85点とかで問題なしの合格」だったと話した
外野席からは「よくやった!たいしたもんだ」と褒められた
ところが私の後でスピーチした永久級長の秀才〇岡クンが
(彼が採血して検査してくれてるのだが)
こう言ったのだ

「わたしもその試験受けたよ ヤッパリ85点で合格だった」
秀才の誉れ高い〇岡クンと同点ヨシヨシと思った瞬間
話は続いた
「ただ三崎と違う点がひとつあった それはね
私は一夜漬けの予習をしてなかったってことだ」

秀才の秀才たる所以はいつでもそうだが「残忍」である
この一言には
「俺の海馬はまだ健全に動いていて
その程度のことならお茶の子さいさい
エピソード記憶に変換しなくても意味記憶のままで85点さ」
腹立つが仰る通りではある

彼の海馬は
13歳で付き合い始めたあのころから
フルスロットルで動いている
記憶仕入れ担当としては極めて優秀な海馬
当然の帰結で大脳皮質の記憶管理室には
唸るほど在庫があって
何をするにも応用は広い

書くとまた長くなるから端折るとして

「海馬が新鮮なうちに つまり少年期には
ともかく覚えられるものはどんどん覚えろ!
少し老いて使える知恵や知識は
幼い頃に仕入れたものが圧倒的だからだ
全く同じ意味のことを 先日黒柳徹子さんが
テレビで話しておいでだった

我が身を振り返っても
今使えてる記憶は若い頃のものがほとんど
痛感する昨今なのである
大脳皮質の在庫棚を溢れんばかりにしておいて
損することはなかったのだ

「少年老い易く学成り難し」はそういうこと
それにしても意地悪な秀才ではあるが
永久級長の〇岡クンのいつもの手紙
例えばこんな感じ 

45項目の検査結果を経年でチェックし
数値の変化を許容内と見るか否かを書いてくれた後

「薬の飲み方については主治医と相談して
くれぐれも過剰服薬にならないよう留意されたし
よく歩いているのが効果的に反映しています
体内環境は良好なので今の生活習慣を維持されますよう」

肉筆で数ページ 50人分となると大変だろうが
根っこでは温かな友情が60数年続いている
「いじめっ子の深情け」ともいえるが
それでも私にも我々にも 大事な幼な馴染みなのである



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糸抜き線紋丸壺 旧作



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by touseigama696 | 2019-05-29 09:36 | 〇老いゆく日々に | Comments(6)

花と花ことば


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昨日はご迷惑にも長文だった
そんなつもりじゃなかったけど
書き始めたらついついと・・


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今朝は冗舌を慎めである
気温が上がり始めて
今日も夏日らしい



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気分を涼しくと 白薔薇をアップすることにした
花ことばには色々あるが
白薔薇は「清潔・純潔」 涼やかにもつながるかな


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しかし
少し老いてみればどれをとっても
この花の花ことばとは縁遠い


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赤なら「情熱」
これだって少々追いつかなくなってきたが
少しぬるい「温かさ」くらいなら
まっ多少は頑張れるかもしれない

身近にいるひとに優しくすること
できるだけこころがけよう

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若いころテレビで在日各国大使夫妻を
大使館ではなく大使公邸での
私的な生活を取り上げて取材したことがある

随分沢山の国の大使夫妻と親しくしていただいて
ときにこちらから贈り物をすることもあった

ある時
某国の大使夫人の誕生日に
花束をお贈りしたことがある

届いたころにふと心配になって調べたら
黄色い薔薇の花ことばの
色々あるなかに「ジェラシー」を見つけた
冷や汗だった

とても親しくしていたから
何事もなかったが当時
西欧人は案外花ことばを大事にしていた
言葉にしないメッセージだからだろうか
爾来
気をつけるようにしたことを思い出す



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糸抜き木賊紋白茶碗 自作



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by touseigama696 | 2019-05-27 10:21 | ○未分類 | Comments(8)

重厚にして絢爛たる老人



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毎年この日 
かつての質実剛健バンカラが売りだった少年たちが
それでも何とか人生をつき合ってもらった糟糠の妻たちと共に
母校に近い日暮里のホテルに集まる
総勢50名ほどだろうか
幽明異境の十数名に黙とうを捧げ
その未亡人たちも招きながら会食する
1961年昭和36年に高等学校を卒業した76歳の
一期一会はこうして多分30年を越えての絆になっている

一方でこのクラス会
ただ旧交を温めるだけではない
ここが賢かったと思うが
永久級長を任じられた秀才の〇岡クンの
かなり個人的な努力に支えられて続いてきた伝統
「採血して検査する」が含まれている

〇岡クンは
現役時代築地のガンセンターで
ガン殲滅研究の先頭に立ってきた専門家
我々クラスメイトの血液を研究材料にしながら
一方で老後に備えた経年の健康状態を記録してくれていた
それがどれほどに有難いことか
クラスメイトたちはみな知っていて
だからこそ最愛の妻同伴で採血してゆく

〇岡クンの発見のお陰で
早期がんのうちに脱出できた級友が
何人もいるからなのだ



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今年は採血の写真を撮りそびれた
これは数年まえのものだが
クラスメイトの中に8人もいる医師の誰かが
それぞれ関係する医療機関の看護婦さんに依頼し
専門のラボ業者さんと一緒に実施してくれている

検査項目の全てを網羅しフルマークでチェックした後
一か月もすると〇岡クンから肉筆の手紙が届く
積み重ねた経年の変化を読みながら
現状と今後の指針を教えてくれるから
これほどに信頼の持てる検査はない

さて昨日は集まったポン友たちの近況を聞きながら
笑いかつ食べかつ程ほどにしか呑めない酒を楽しんだ
冒頭に福島の原発問題の核心にふれて解説したのは
まさにその部門で仕事してきた〇岸クン
近頃すぐ図に乗る政治家と違って
実に丁寧に言葉を選びながら
言えること言えないことを明言しつつ
原子力の行く末を語ってくれたが
書いていいこと書けないことを配慮しつつ
原子力の先々には色々と難題がありそうである

さて以下にリンクしたのは
一人の医師へのインタビュー記事である
たまたま昨日の宴席で隣り合わせた
その近藤達也クンも同じクラスメイトのひとり
採血に手が足りない時は
彼もまたYシャツの腕をまくって乗り出してくれる
もっともできれば美しい看護婦さんにお願いしたいという
無言の圧力に負けそうだと云う

この近藤達也クンはクラスメイトとはいえ
心底敬服する医師の一人である
患者を診て病気を見るのが医師のルーチンとはいえ
それだけで医療が抱える諸問題を解決することはできない
医療行政にまで視野を広げて関与を求められれば
それ相当のポテンシャルが必要である
リンクしたインタビューを読んでいただければ
まさに彼のそうしたポテンシャルが
国家的なレベルでの人事と組織運営を
想定外に進捗させたと専らの評価なのである

臨床医として
国立国際医療センター病院長を歴任するだけでも大変だったろうに
それを終えて後
PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)という
全体を理解することさえ厄介そうな組織の理事長として
最近までの11年間努力を惜しまなかった医師なのだ
医療行政マン以外の医師では初めての人事
その苦労は並大抵ではなかったはずだが
PMDAこれをパンダと読んで
そのゆったりとした物腰
同じようにゆっりと話す口調から
彼をパンダになぞらえて
スタッフを懐に飛び込ませた大らかさは
古いつきあいの中で十分に理解できることである

私の工房にいる〇原さんは
さる製薬会社の幹部社員だが
彼の業界でも近藤クンは当然要マークの人物
「凄い人です」その一言でよく判るのだった

その近藤クンがかつてこのクラス会で話してくれたこと
その中の一言は今も忘れていない
彼のビッグバーン的な無限大の境界線をほのめかす話
その一言はこうだった

「・・日本人は案外そうした事実を知る機会が少ないが
いま国際的なテロの恐怖に晒された世界の中で
日本は厳しくターゲットにされている感じが少ない
そんな気がしない?
もしそうだとしてそれは単に幸運なことばかりではないんだ

日本はテロに晒された途上国などに向かって
劣悪な医療環境の整備や補填
あるいは医療技術者の教育育成
国境なき医師団を含め日本の若い医療従事者が
現地に出向いたり 日本に招いて
勉強の機会を用意し 色々支援努力してるのさ
国際医療の世界ではみんな命がけなんだよ
日本人のそうした努力は
日本では報道される機会が少ないが
現地のひとたちはよく知ってる
だから
テロ集団のメンバーに近い人々も
日本についてはあまり乱暴はしてほしくない
そうしたメッセージが届いてる可能性もあるんだよ
メディアがもっとこうしたことを報道してくれると
日本人スタッフの励みにもなるし
更に支援体制が組めれば現地のひとたちも喜ぶはずさ」

だからここでも僅かな協力でしかないが
近藤クンの叫びを届けたいと思う

以下のインタビュー記事
昨日見つけて読んだのだが
彼のことを知る良い機会になりそうで
リンクしてご紹介することにしたのである

それにしても
見えないだけのことかもしれないが
泰然として悠々とビッグバーンを拡大してゆく
彼の重厚にして且つ絢爛な人生を
ともかく心底尊敬してやまずなのである

「絢爛」? 最後に一つ
昨日宴席で彼の近況を聞いて初めて知ったが
昨年 高円宮絢子殿下が結婚された折り
新郎側の使者として高円宮邸に赴いたのは
何と新郎の多分叔父にあたる近藤クンだったのだ
you tubeにも堂々のアップ
系図もまた実に絢爛なのである


  
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天目鉄赤鉢 旧作



                   
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by touseigama696 | 2019-05-26 12:43 | 〇老いゆく日々に | Comments(0)
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実に爽やかな夏日の午前中
新国立で友人の公募展入選作の油彩を鑑賞した
120号の大キャンバス 迫力がある
一緒にランチして別れ
久しぶりにこの交差点に立った

六本木アマンド
私がテレビに首を突っ込んだ青年期
もうここにはアマンドがあった
人気のデートスポットだった
「アマンド」が「甘人」だとは知らなかった

画面左端から右に折れる坂道
麻布十番は地味で細かい商店街だった
すっかり様変わりしてお洒落な街並みを
真っすぐ一の橋の方に向かって歩き始めた

そのつもりでバックパックにスニーカー
食べたら歩け!
6年前の掟は今も守っている

新橋くらいまで歩く気になっていた
しかし 確かに少し早すぎる夏日に油断は禁物
いつもなら突っ走る距離だが途中で一回休憩を入れた 

それも殆ど思いつきだったが
丁度来合わせた都バスに乗ったのだ
ベンチに座るより涼しいし
進行方向に距離を稼いでくれるのもいい
直前に水を一本買っておいたから
座席に座って水分補給である
多分そうだろうと思ったが
少し渋滞気味 好都合である
15分たっても三つ分のバス停くらいしか進まない
降りてまた歩きはじめ 結局日本橋まで歩いた


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高島屋の前の銀座通りである
思いがけず今話題のゴーカート集団に出会った
全員外人さんだったが
まるで遊園地みたいで違和感は免れない
信号待ちにスマホはナビなのかな?
事故も多いらしいから
流行るほど問題が出てきそうである

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「食べたら歩け!」は 言い換えれば
「歩いてから食べろ!」それが私の流儀である

このブログで交流のできた
まほろば日記のmahoroba-diaryさんが
3/26にアップされた「山本山ふじヱ茶房」の
抹茶アッフォガートを賞味するには絶好の機会
日本橋高島屋の中の店に入った

これがそれである
アッフォガートというのは
溺れるという意味のイタリア語
アイスクリームを何かに溺れさせる
それがここでは点てた熱い抹茶というわけだ 

抹茶のアイスクリームとあずき
それに生クリームの上に
別器で添えた抹茶をかけて溺れたのがこの写真
つまりは これってコーヒーフロート風?
しかし
冷たい抹茶のアイスクリームの上に
熱い抹茶をかけてアッフォガート
クリームとあずきが柔らかく溶け合って
実に絶妙な食感なのであった
mahoroba-diaryさんはとても洗練された方だから
お奨めはむべなるかななのであった


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帰宅して携帯でみたら
本日の実績はかくのごとしとある
10km 14,000歩 そんなもんかである
通算5,560km 6年が経ったことになる


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糸抜き茄子紺盆栽鉢 自作

明け方 盆栽作家の岸本さんから
この写真が届いた
その時刻 彼女は水やりの最中である
私はブログを書き終えようとしていた
「この写真載せるねぇ~」で電話を切った
水も滴る盆栽であるが
彼女もまた・・・


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by touseigama696 | 2019-05-25 06:28 | 〇わたしの流儀 | Comments(4)

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いつでも本気が当たり前なのですが
一寸見にはそうは思えないこの作業
たいして大きくもない器に養生テープを
右腕を吊り上げて固定して貼る
たったそれだけの作業ですが
実は右肩がひどく痛み集中を妨げます


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だからといって安静にしてりゃ治る
そういうことではないので
我慢して続けいつか痛みに勝つ それしかなく 
今までもそれで乗り越えたのですが
さすがに少し歳とりました
思うように復活してくれません


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紋様を作るのはこの糸状テープ
紋様の大半はフリーハンドで
イメージの赴くがままです


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側面を三分割して三面に模様を打ちました
これを4色で彩色します
貼り終えた外側面に下地の化粧泥を吹きつけ
その上から筆で色を重ね混色の効果を狙います


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三面それぞれに違う紋様になってますが
雰囲気は同じようにを心がけます
目立たぬように目立つ
これも引き算のつもりなのです


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糸抜き彩色リム鉢 自作

焼けば同じタイプの彩色器です


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by touseigama696 | 2019-05-24 07:53 | ●工房便り | Comments(2)

本気の一日

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昨日は本気の一日でした
どうしてか?って
手帳やカレンダー見てたら
うかうかできません!・・なのです

終って工房を閉めようとしたら
時計はこんな時刻を指してました
でも目の前のレストランはまだ営業中です


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午前中は盆栽鉢の粗削り
こちらは数が多いのでコツコツと
同じことを繰り返してゆきます
リズムができてくればあとは
スムーズに流れてゆきます


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糸を貼って彩色する蓋つきの水指のために
必要な絵具を選び出して準備を始めたのは
昼すぎのこと


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前日糸を貼っておいた器に
必要な養生をした上で下地の泥彩を吹きつけて
そこから彩色に入ります


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糸で仕切られた紋様に色をさします
糸で抜けたあとがきれいであるために
絵具は両側から1㍉幅の糸の上にかかって塗るので
塗ってる最中はあまりきれいではありません


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最初は綺麗だった作業台も
終るころにはあれこれ物が多くなり雑然としますが
その適当な雑然が気持ちを集中させてくれるみたいです


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塗り終えて糸と養生をはずすとこうなります
流石に目が疲れてダメ詰めは明日にします
隅のバリを払い極細筆で剥離を埋めたり
もう少し手をかけることになります
昼間の方がよく見えそうなので
今夜はここまで・・なのでした


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糸抜き採泥線紋水指 自作

焼けば泥彩の下地と混色して
こんな感じの色調になります


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by touseigama696 | 2019-05-23 09:01 | ●工房便り | Comments(6)

直感的に「??」

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見た瞬間 読んだ瞬間に「嫌だな!」って
感じるできごとがある
大して資料が整ってるわけではなく
完全に論破できる根拠だって持ってないが

でも
「断然嫌だな! 怖いな!」って感じるもの
今朝の話題はこれである

昨日だかニュースが報じていたこと

「難関で名高い司法予備試験が
AIを駆使して出題予測をたてたら
60%ほどが当たったのだそうだ
例年この試験の合格者は4%弱とかで
それほどの難関だから
大学院卒を待たずにこれさえ通れば
司法試験の受験資格が与えられるらしい
その試験の準備で60%正解の問題集を
事前に予習できるとしたら結構有利に違いない
このシステムを開発した企業は
当然のごとく
大学入試センター試験とか社会保険労務士
あるいは宅建の試験などにも広げるつもりだという」

たったこれだけの報道だから
この先どうなるのか完全に予測することはできないが
良い悪いの問題の前に
とても怖いことが起こりそうな不安にかられる
勉強の仕方に善悪はないはずだが
これは勉強の仕方ではないから・・怖い

万が一にも私の予感が的中したとしても
私が生きてその場面に出っくわすことは少ないだろうが
コンピューターを制御できなくなった人間が
そこからどう立ち上がるのか 映画ならまだしも
現実となって目の間に現れるとしたら
そりゃ恐怖以外の何物でもない

関わる人々の性善説を祈るばかりである



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糸抜き麦藁手黑茶碗 自作



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by touseigama696 | 2019-05-22 09:43 | ●世相あれこれ | Comments(2)

原稿執筆の朝

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ここはお馴染みの自宅コックピット
工房にいない時は殆どここにいる
PC相手にものを書き始めて20年
正確ではないがおよそ5,000本書いてるみたいだ

今主戦場の「桃青窯696」は
今朝のこの記事が3,113本目とある

折々の折りで連続無寄港「千夜一夜」を完走したのが2005年
その翌年から書き出したここももう8年になる
別に写真を軸にしたブログもあったから
延べにして5,000本 書きも書いたりである

元々発端は
陶芸を始めた50代の初めころから
やがてくるかもしれない認知症の防御に
一日一つくらいは真面目にものを考え
それを文章化することで
劣化してゆく海馬に鞭打つつもりだったのだ

5,000本書いても劣化は見えてる
老いるということの弱みがじわじわと攻めてくるが
それをネタに逆襲を図るのも年寄りの知恵と
負け惜しみだがそう自負する思いもないわけじゃない

今朝書いてるのはブログではない
陶芸の専門雑誌「陶遊」に去年の春から
連載で書いている「窯だ!行進曲」の第11回分である
ネットとは違って印刷物として残るから
それなりの緊張を感じながら書いている


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前回までの10回分の原稿も手許にプリントアウトし
始終それを読み返しながら
テーマ、文章の形式、文章量、書き味
そして説得力などを自分なりに吟味し
書き進めているが、決して容易ではなく
ロクロ同様、挽いては壊しの繰り返しである


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400字原稿用紙で5枚ほどの2,000字は
細かく書いたら直ちにフローするが
一方でテーマのサイズが小さければ
書くことがなくて埋め草頼りの惨め原稿になる
良くも悪くも結構難しいサイズだと思っている

何度も推敲してリズム感を調えて
今終盤にかかりつつある

「モシモシ! いつもならもう届いてる頃だから
どうしたかな?って電話しました」

編集長さんから催促がかかった
少しつきあいが長くなって色々読めてきたが
今ならきっと彼女の手が少し空いてるんだ
しばらくしたら
別取材の編集構成が始まって多忙になる
「今のうちに校正させてくださいよ!」
という催促に違いない

古希半ばも過ぎれば
長いものに巻かれるのも承知の上で構わない
どうせ巻かれても窒息するくらいなもんだ
肺活量6,000cc
25米プールならノンブレスで片道は泳げるはず
まだ泳げるか試してみるとするか?

「編集長さん!・・いざ!」


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カップ&ソーサー 自作


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by touseigama696 | 2019-05-21 09:47 | ●工房便り | Comments(0)

「素焼き」が済んで



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昨日の窯で焼いた素焼きの一部です
まだ十分には筋力が戻らず
数は多くありませんが
ご依頼や出品のために急ぎたかったものです


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きっと昔の薪窯でだったらしなかった素焼き
これも時代の要請で
本焼きの成功率を上げるために
無駄を省こうとしたら必須の手段だったはず
いつ頃から素焼きするようになったのか
正確なことは知りませんが
少なくとも明治直前の江戸期位から
そう聞いたことがあります
そう古いことではないようです


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素焼きから上がってきた作品を見ると
予定してた加飾がそれでいいのか
少し鮮明に見えてきます
器内凹面のシルエットが
破断なくきれいなシルエットを描けているか
一番気になるところ これは大丈夫そうです


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一輪挿しの花器 これは皿とは反対に
器外側凸面のシルエットが問題で
貼った糸が器面に邪魔されずに
スムースでリズミカルに見えるかは
そこにかかっているのです

右の一本は削りの際に芯をずらし
シルエットの僅かに左右非対称を狙ったものです


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素焼きを窯だしする一方で粗削りもしました
こちらはご注文が多いので
怠けているわけにはゆきません
例によってもう少し乾燥が進んだら
仕上げ削りにはいります

好天が続いています
乾燥の様子を制御するために市場で頂いた
発泡スチロールの箱が活躍します


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糸抜き木賊紋輪花皿 自作


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by touseigama696 | 2019-05-19 23:48 | ●工房便り | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696