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カテゴリ:●畏友交遊( 179 )

異才逝く 室伏英治クン

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2011年
この年の春 第21回日本陶芸展で
彼と私は同時受賞することになった
彼が「茨城県陶芸美術館賞」で
私が「文部科学大臣賞」だった

そして 
この日が出会いであり
8年を経て
昨日が別れになってしまった

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出会った時から
彼の異才には気づいていて
一回り以上の歳の差もあればこそ
やがて新しい陶芸を背負う男だと思ってきた
実際に
この受賞を機会に彼は破竹の勢いで
大きな公募展で作品が評価されていった


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           彼のHPからお借りしたもの


NHKの日曜美術館で紹介されたこの作品も
今となれば代表作のひとつ
第59回 日本伝統工芸展で「NHK会長賞」の受賞作である


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やや色彩から離れ
胎土を通して光りを透かせる練り込み技法で
確固としたアイデンティティーを手にしたのだった


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彼が作る日用食器も繊細で可憐
だから主宰するワークショップは
いつも女性で一杯なのだった


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一度だけだったが
彼の工房に仲間と押しかけ
練り込みの実習をしてもらったこともある
これがその時の私の作品だが
やれば実に愉しかったのを覚えている

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手許にあるこの作品が 
私には彼の遺作となってしまった
個展でいただいたものだが
少し大きくても理詰めと精緻を失わず
研究者としての彼の面目躍如がほの見えてくる


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3月15日に共通の友人から
「室伏さんの体調が悪くとても心配です」が一報
癌だと知らされた
初めて見舞ったのが4月6日
話もできて頑張るよう声もかけたのだった
しかし
昨日4月12日夜 突如帰らざるひとになってしまった
ご家族が知ってからで3カ月
私への一報からでなら1ヶ月
疾風のように現れた異才の陶芸家は
また疾風のように何処にか去っていった
惜しむ暇さえ与えずにである

だからひとつだけ
その疾風に罪深さを感じるものがある

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一昨年の暮れ
彼ら夫妻と一緒に会食したことがあって
それが一緒に過ごした最後の機会になってしまったが

その夜
彼は初めて新婚の夫人を紹介してくれた
勿論大いに祝ったのはいうまでもないが
あれからたった1年半
残された未亡人には疾風では諦めきれぬものもあろう

この1カ月
懸命の看護をされた様子は垣間見た
なおのこと哀しみを痛感するのだ

室伏クン
生前一緒に話したときに
「なぜかいい作品はあっさりできるもんだよね」
互いに肯いたことがあったっけな

でもなこの話 結婚となると別かもな
もっと時間をかけねばならぬものだったと思うよ
その辺 ふたりでラインでも使ってよく話し合えよな!

室伏英治 陶芸家 享年59歳





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by touseigama696 | 2019-04-13 20:40 | ●畏友交遊 | Comments(2)

杉本絵理さんのこと 

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この柔らかな造形と一貫して用いる個性的なモチーフ
初めて目に触れたときから深く心に残った
色々話を伺ったのは去年の正月
あれからもう1年になる
杉本絵理さん
ロサンゼルスでご活躍の陶芸家である



彼女のブログを読んでいて
ハッとする記事に出会った
2018年9月21日に記載された
「質と量」の一項で こう書かれている

アメリカの大学の陶芸科の授業でのこと
先生が生徒を「量」と「質」の
2つのグループに分け
壺を作る練習をさせることにした

「量」のグループは作品の量によってのみ評価され
「質」のグループは ひとつだけの作品を作り
その質によって評価するというものだった

結果は
質の高い作品は全て「量」のグループから出たのだそうだ

少し私なりに捕捉すれば
量のグループは質を吟味する暇もなく量産に専念し
質のグループは一点だけに自分の感性と技術の
全てを注ぎ込むことを意識させたのだと思う
被験者は全くのビギナーではなく
大学の専攻学生だから
一定の技術的な裏付けはあってのことと想像した上での結果

杉本さんは感想として
陶芸はまさしくこのシチュエーションの中の芸
「習うより慣れろ」に通じるものがあると書かれている
私も正に同感で
質は量が担保するものだと思い続けてきた

同じものを沢山作ったとしても
センスがなければ質に現れてこないという人もいる
そうした可能性がゼロだとは言わないが 一方で
繰り返して身に着ける技術の裏づけなしには
質が保証される確率は決して多くないと思う

工芸は多くの場合
職人の長年の修行が生み出す熟練の成果
美への探求心は必要だが
それだけで作れるものではない

「黙って湯呑み1万個挽けば 理屈抜きに好いものがとれる」
古老の陶芸職人さんの言葉 むべなるかなである

してみれば
アメリカでのこの実験の結果は
理に叶った答えのように思える


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私の工房で花は満開になった
那須紺の大皿に並んでたゆとう盆栽  自作の大皿




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by touseigama696 | 2019-04-13 09:27 | ●畏友交遊 | Comments(4)

盆栽で花見です



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琳葉盆栽の岸本千絵さんから
桜が届きました
独りで贅沢な花見です
折角なので
私の器とコラボしてご披露しますね


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岸本さんのブログもご紹介しましょう


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白の器に作られた桜の一枝
那須紺の皿を敷くと岸辺を彩りますね

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糸抜き木賊紋多角鉢 自作



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糸抜き木賊紋多角皿 自作




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by touseigama696 | 2019-04-09 05:17 | ●畏友交遊 | Comments(2)

Shuとドレミの宝物

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この蓋つき壺の制作を始めました
まだ試作ですが 幾つかの後に完成したら
これは長年にわたって
私のために言葉では言い表せぬ程の好意で
電脳生活をサポートしてくれている
Shu&ドレミ夫妻に捧げる作品になります

今こうしてどうにかブログを通して
多くの方と交流できているのは
技術的なことでの彼ら夫妻の支援がなければ
到底かなわないこと 充分理解できていますので 
せめての恩返しともいえます

この壺に納まるのは
Shu&ドレミ夫妻の宝物です
それは一昨年 
11年間の蜜月の後に逝ってしまった
熱愛の愛犬タローの遺骨です
彼ら夫妻の嘆きは遠くから見ていても切なくて
でも慰めようもないほどの深い悲しみなのです

いつか少し気持ちが落ち着いたら相談しよう
君たちの望むものを望むがままに
心を込めて作るよ と約束してあったのです


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その相談で工房に現れた夫妻は
置いてあったこの壺を見て

「このままがいいな・・」
とShuが言い
「ぜったいにずっと手許で一緒に暮らすから
綺麗で優しい壺がいい・・」
ドレミもそう言うのです

それが望みだとわかり
このままで作ることにしました


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在りし日のタロー


どこに行くにも車にはタローが一緒
留守番させての旅行には行かず
一緒に泊まれるホテルしか泊まらず
正に三人は家族でしたから
時々は我が家にも一緒に来て
Shu ちゃんがPCをいじってると
おとなしく座って待っているのを見てました
今もタローの大きな体と優しい性格を
懐かしく思い出します

タローの終の棲家
心を込めて丁寧につくるつもりなのです

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この記事upの許可を求めてLineに書いたら
「今 マンチェスターの近くにいます」・・だと
Shu&ドレミが心穏やかに過せるのは
タローと一緒の足あとのないところだけ
このところしばしば海外に出てるのは
きっとそのためだと・・思うんだ
日本にはそんなとこないもんな

それにしても
地球の向こう側から許可が届いて
この一文アップしたのでした
世界は狭い

大昔取材で飛んでいたころに
Lineやメールがあったら
どんなにか楽だったろうに



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by touseigama696 | 2019-04-05 00:07 | ●畏友交遊 | Comments(8)

忘れ得ぬひと

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私が気管支炎で伏せっていた10日間
その間にこの方は昇天された 言うまでもなく
彼女の最終搭乗機にはPan Amのフラッグがついてたに違いない
訃報をニュースで聴きながら
私は私が乗っていた搭乗機にJALのフラッグをつけてもらった
というのは
1960年代からほぼ30年この2機の飛行機は
つかず離れず世界の空路を飛び回って
それぞれの番組クルーの取材をサポートしてくれたのだった

Pan Amは「兼高かおる世界の旅」を
そしてJALは「世界の結婚式」を
それぞれのスタッフを乗せて忙しかった

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ふたつの番組は
当初毎週日曜日の朝 手を伸ばせば届く距離で放映され
それがどちらも30年を超える長寿番組ともなったので
ご覧になっていた視聴者は今となれば
ふたつはひとつの番組のような錯覚も生まれた

世界の人々がどんな暮らしをしているのか
とりわけ憧れの結婚生活には強い興味もあって
多くの若い女性視聴者の支持を得ていた

思えば貧しい時代ではあったが
未踏の海外に身を解き放ち
自分の足で探し 頭で考える
27~8歳の未熟が未知に滞在して
ほぼ自前で手だてを打つしか答えのない日々は
緊張でもあったが快感でもある
楽しい時代だったと今でも思うのだ

ただひとつ
何故と問われても答えようはないが
あれほどに隣接した空路を飛びかいながら
私は兼高かおるさんにお目にかかったことがない
同じTBSの館内にいようと
共通して会えるひとがいなかったわけでもないが
偶然であれ現地の飛行場でさえお目にかかることはなかった

一度だけ一緒に仕事してるカメラマンが
頼まれて兼高さんの取材に加わったことがあって
「彼女どうだった?」って訊いたら
「うん! さすがだったね」
これだけだったがとてもよく分かった

彼女は自身がプロデューサーでありディレクター
カメラマンもすればインタビューもする
コメント原稿も書いてナレーション原稿も読み
演出も自分でしていた 類まれな才媛である

「さすがだったね」 まさにそういうひとだったから
失礼は承知の上で「未邂逅なれども畏友」
あるいは「未邂逅なればこそ畏友」
広言するつもりはないがそう思うのである
忘れ得ぬひとが またひとり去っていった




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by touseigama696 | 2019-01-19 21:54 | ●畏友交遊 | Comments(8)

ボルドーの土で

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2011年の今頃
初めて頂いたメールは・・技術的なご質問
私がブログに書いた皿の挽き方の目安についてだった
あの日から7年・・「これ名刺代わりです!」
豆皿をいただいた・・昼食のテーブルに着く直前だった
フランス在住の陶芸家・・育代Pupierさんである

ボルドーにほど近い自宅の庭を掘って調整した粘土
「幾ら使ってもタダ!よ」・・羨ましい話だ
彼女の陶歴は・・とてもユニークである

昨日の昼・・待ち合わせの新橋駅前交番の傍から
「コート着て帽子です」・・ラインにそう打った直後
「こんにちわ!」・・目の前に彼女が立っていた

7年の間に相当数のメールが行き来していたが
でも初対面だった・・やはりボルドーは近くはないのだ
3週間ほどの帰国の間に・・初対面を果たしましょうと
実った約束が昨日だった

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たまたま一昨年の「陶遊」157号が
彼女を取りあげていたのを見つけ
ボルドーでの日々を垣間見ることができた

そもそも並外れたワインとチーズ好きが嵩じて渡仏
願いを果たすと同時に
ワインに良い土のひとつが粘土と知って
足元を埋めているその粘土で・・器を作ってみたくなったのだそうだ

陶芸に手を染めた当初・・ほぼ独学の陶芸に確かさを求め
ブログ頼りで・・ご質問をいただいたのが始まりなのは
そうした流れの弾みだったってわけだ

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何か興味あることへのアプローチとして
この「流れの弾み」はとても大事なことというのが
かねてからの私の持論でもあったから
私の知る限りは提供する気持ちになったのだが
今や弾みを起爆にした彼女のパワーは全開で
地元ボルドーは言うまでもなく
お隣りのドイツ・・本場マイセンでも個展をし
日仏どちらからもレストラン仕様の食器でオーダーを受ける
立派な陶芸家におなりなのである
7年・・「たかが」ではあるが「されど」でもある
生かすひとは・・生かすべきものを生かす
本気の強みだし・・弾みの力でもあるのだ


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虎ノ門の智美術館で「川瀬忍展」を見た
青白磁の世界で名だたる名手だが
作られる作品の姿の美しさに・・見惚れる

Pupierさんの参考になる作家さんだと思い
ここへ誘い・・見事な作品を鑑賞した後
館内のレストランで昼食をご一緒した

やきものの話より
人生の話題の方が多かったかもしれないが
考えてみれば
陶芸家にとっては・・陶芸がたった今の人生なのだから
それでいいのかもしれない

来年は・・彼女のご両親の金婚祝いでまた帰国できる由
再会を約束して・・新橋駅前交番の近くで別れたのだった



『庭のかたち』・・Ikuyo Pupierさんのブログである





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by touseigama696 | 2018-12-05 07:58 | ●畏友交遊 | Comments(2)
うめのかずこのホームページをクリックしてみてください

この歌ヤフーで検索したら・・まだ残っていた
久しぶりに懐かしい声が聞こえた
実はこれ私が書いた・・1990年頃のこと

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当時のライナーノーツにも書いてある
TERU ARAIが私のペンネーム
tell a lie・・嘘つけ!をもじってつけたのは
女ごころを書くとき・・本名では照れるからだった
作曲編曲の丹羽元夫は長いつきあいの親友である

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当時・・うめのかずこを育てるのが目的で
丹羽と私とうめのの三人で・・オリジナルの歌を作り
毎年コンサートを開いていた・・写真はその時のもの
結構しっかりしたコンサートで・・バッキングの編成は
クラシックの弦楽四重奏+1にジャズのピアノトリオ
それぞれに1部2部で独自に演奏し
最後の3部でオリジナルのバックに入るから
うめのかずこの歌伴は贅沢な編成になるのだった

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後ろでドラムス叩いてるのが
作曲編曲・音楽監督の丹羽で
構成演出・司会が右端に立つ私
本業をしながらの遊びにしては
ハードだったが・・楽しかった

1997年に第10回を区切りに終わったが
一晩で・・CLAssicと poPSの両方楽しめるコンサート
つまりクラップス・コンサートと名づけ
圧倒的に多数の女性客に喜んでもらえたようだ

10回の間にオリジナル曲も30曲以上になり
うめのはそれを持ち歌に出身の福岡に戻って
ライブやコンサートに活躍していたのだが

何と2011年夏・・彼女は急逝してしまった
病いに倒れ気弱になってた彼女に
それとは知らず・・歌えよ!檄を飛ばしたが
戻ってはこれなかった・・大事な親友を失った想いだった

我が息子夫婦の結婚式に来て歌ってくれたのが
彼女の歌を聞いた最後だった
もう少しで大きな花になれたろうに
でも人知れず野に咲く花ではあっても
忘れがたい愛を置いていってくれたと思っている

この歌に限らず・・丹羽の旋律は美しい
この詞をこんな曲にしてくれるのかと
いつも感動していたものだった

言えば誰でも知っている名曲のひとつに
彼の作品がある
昔からそれ云うな!と言われているから言わぬが
作曲も編曲にも秀でたミュージシャンなのである

ヤフーの検索から飛び出してきたうめのとの再会
確かこのブログのどこかにも貼ってあるはずなのだが・・



見つけました・・以前に書いたものです
クリックしてください

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by touseigama696 | 2018-11-17 00:09 | ●畏友交遊 | Comments(4)

四四A2

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かねてから・・近々一緒に食事しよう!
関係者3人の間で約束ができていた
それがこの料理・・美味かった
「料理が美味い」
何と陳腐な言い回し・・いささか気が引ける

美味いものを食した・・というより
久しぶりに・・料理が客の口に届くまでの
煌びやかなせめぎ合いを・・味わったとでも

設え・調度・空気・器・光り・料理
殊更・・日本料理となれば
これらが互いにせめぎ合い寄り添って「場」をつくる
その「場」の品性こそ・・料理人の矜持でもあろう

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この世の中に・・良篤さんは何人もいるかもしれない
しかし・・四四A2と書いて名前にする人は多分いない
その伝で言えば・・屋号がこれってのも珍しいが
「四四A2]と書いて「よしあつ」と読む
判ったら忘れない・・ウィットである
ここは・・良篤夫妻の店なのだ
検索で四四A2といれれば・・即座にここに来られる
その極めてアップデイトな感性
だから若き料理人だということも窺える


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雑誌「陶遊」の巻頭を飾る「美味只是淡」
ここで連載されているのが四四A2
関係者のひとりが・・この雑誌の編集長である


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もう一人が
やはり最近お馴染みの盆栽作家さん
同じ誌面を飾るよしみで
彼女は・・自作の盆栽を持参した
これは・・私の鉢にいれたもの
どうやらこの場の空気と光りにも馴染んでくれたみたいだ


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「ここに苔玉がほしいなって考えていたんですよ」
女将のひとことが・・また「場」を温める
その上
隣りの席で食事しておられたご夫婦が・・偶然
この雑誌の愛読者・・誌面を見て来店されたとかで
ご縁がひろがり・・三人の関係者は七人の関係者に膨らんだ
他愛ないことだとしても・・こうしたことが嬉しいのである





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by touseigama696 | 2018-09-19 08:38 | ●畏友交遊 | Comments(0)

秋めいて・・

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少し秋めいて・・暮らしやすくなってきたが
暑さ寒さとて
慣れていた夏から秋への・・穏やかな例年ではなく
何が起きるのか不安が先に立つのも・・怯える季節替わりだ


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盆栽の岸本さんから・・写真が届いた
彼女の写真は・・独特な雰囲気を持っている

例えば・・ブライダル・ファッションだったら
例えば・・フラワー・アレンジメントだったら
こうした撮り方はしないかもしれない

少し光をへらして・・少しフォーカスをへらし
少しサイズをへらして・・少し色をへらす
そして何かが増えて・・漠然とだが「和」が漂う

「栽」が栽らしくなる・・ただの樹木ではない
きっとそれが・・盆栽なのか


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過日・・少しまとめて焼いてみた盆栽器
過度に盆栽を意識せず・・これも器

ぐい吞みを少し大きくしただけで
いつものように作った

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麦藁手を茄子紺で・・
楚とした女性が装った浴衣
そんな感じが好きだ



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by touseigama696 | 2018-09-14 08:47 | ●畏友交遊 | Comments(2)
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ロクロを挽きながら
「これで盆栽を受けとめられるんだろか?」
加飾しながら
「不協和になっちゃったりしないだろか?」
そうした私の怪訝に・・岸本さんは
「大丈夫みたい?!」・・軽やかに応えてくる

今日も・・私の試作品に
ミニ盆栽を植えこんで送ってくださった


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思いがけない効果が・・やはり嬉しい
これもありなんだ


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食べられそうな盆栽も
確実にひとつの演出だと
そう思える

岸本千絵さんのHP&blog
是非ご覧になってください







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by touseigama696 | 2018-08-01 04:41 | ●畏友交遊 | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696