ブログトップ

桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

カテゴリ:●工房便り( 809 )

d0085887_06042045.jpg


数日前・・馴染みのホームセンターで
このトランクタイプのケースを買い求めました
私にとっては最も使用頻度の高い・・この糸テープ
埃や湿度からの保護と一目で判る在庫管理は
結構大事な日常です

色々な方法で試してきましたが
今回は・・また何度目かの改良です


d0085887_06131266.jpg


従来は・・左のカートリッジタイプ
今は・・右のリールむき出し袋入りタイプ
この違いだけで・・在庫のためのスペースは大分減って
専用の引き出しは無用になりましたが
埃や湿度からの保護のためには
蓋つきのケースの方がよさそうです


d0085887_06210404.jpg


小さな小間に詰めた袋入りテープの量は

d0085887_04173729.jpg


カートリッジタイプだった頃の
この量の数倍は収まります
在庫管理は・・こっちがベターです

そして
このケースを持ち運べば
何処にいても作業ができるし
そこにいて在庫不足も見えて
発注遅れも免れそうです

d0085887_04181537.jpg


小さな小間は
テープの幅別にしてあるので
使う時に・・0.5㍉はどれだっけ?
も解消しそうです

使い勝手は
使いながら改良してゆくもの
その過程も・・案外楽しめます





応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-05-20 08:08 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_21393122.jpg

「糸抜き麦藁手多角鉢」
随分と沢山作りましたから
慣れてはいますが・・それでも
手間のかかる作業には違いありません


d0085887_21394130.jpg

今日も日中一杯かかって
二枚・・貼り終えました
面倒でも糸を貼り回してると
紋様が埋まってゆく達成感もあって
段々リズムに乗れてきます
織り機で布を織ってゆく気分かな


d0085887_21395351.jpg


焼けばこんな感じになる多角鉢
茄子紺と麦藁手
昔から使われてきた器ですが
和食でも洋食でも使えそうです


d0085887_21400487.jpg

20点ほどご注文を頂いている分は
不満があって焼き直しの数個で終わります

d0085887_21401745.jpg


茶碗も4個焼きました
シンプルではあっても
結構主張する茶碗だな・・って
思えるんですが

目下共箱制作中です




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-05-17 22:19 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_04570492.jpg

お天気が好いと・・当然ながら
削りのタイミングが早くなります
だから・・陶芸家の日々の予定は
お天気次第なところがあって
天気予報は・・結構見ています

タイミングは・・天気次第ですが

d0085887_04550399.jpg

削り方は・・作風次第になります
この赤土・・かつて粉びきで多用してた頃
高台を切るだけで・・殆ど削りませんでした

釉薬と焼きが全力投球で
筆を使って模様を描いたりするのでなけりゃ
歪みやロクロ目は・・造形のうち
挽くときの・・気合一閃ってとこかなです
d0085887_04551875.jpg

ところが・・糸を貼るようになって
形と表面に滑らかさが必要で
削りが・・大事な作業になってきました

ロクロも‥気合頼りではなく
姿のきれいさを求め・・更に
貼った糸の表現に・・丁寧な緻密さが出るよう
時間をかけるようになったのです

d0085887_04563852.jpg


良し悪し・・好き嫌いではなく
作風が技法に変化を要求するってことがあって
それに応える工夫を凝らしていると
手持ちの技術が・・より説得力を持つようになる
そんな気がします

d0085887_04555725.jpg

このロクロとこの削りの・・この器に
白化粧を掛けて・・粉びきにしても
多分面白くない

糸を貼ると・・決めているからの技法で
造形と加飾のマッチ・・ミスマッチは
作風に影響する課題だと思っているのです





応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-05-15 05:32 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_07245137.jpg

この土は
暫く会ってなかった友達に
久しぶりに再会したような気分

普段の仕事が・・酸化窯が多くて
還元焼成を生かす仕事じゃなかったので
ついそうなったが
会ってみれば・・古い友達はいいもんだ

この赤土は
白と違って色々な不純物が混じり
雑草のような育ちのせいか・・性格が練れていて
挽き手の気持ちを・・汲んでくれる
久しぶりに・・必要があってこの土を使った
気持ちの良いロクロだった
きっと相性がいいんだろうな

最近・・新しい出会いがあって
盆栽とやきものの関係を
改めて考える機会ができた

話しを聞かせていただいて
目の覚める思いだった
期待に添える力があるか・・定かではないが
試してみよう・・である

常識を知る努力を惜しまず
でもそれにこだわらない視点で
古いものに対峙すれば
もしかすると新しい発見につながる
何度か繰り返してきた・・大事な教訓である

目の回復を図ってのち
一所懸命やってみようと思う




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-05-14 08:06 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_06355030.jpg

左眼術後・・初めて仕事しました
ゴーグルとマスク・・この風体です
夜これで・・日課の歩行に出れば
どうみても不審者で・・職務質問必須かもです

二つの理由で・・こうなりました
というのは・・陶芸工房の宿命で
乾燥した粘土に付着する微粉が飛んで
時々だけど目に入ってゴロゴロしたり
鼻や喉を刺激して鼻水や
くしゃみの原因になることがあるからです
この春は・・時々このくしゃみに襲われましたが
普段なら気にしませんが
手術となるとねぇ・・です

退院後右眼の手術まで・・朝・昼・晩
術後の左眼に三種の目薬を点眼して
異物の侵入や感染を防がねばならず
工房の粉塵はどうやら最大の敵
ゴーグルで防御しようってわけです

更に・・鼻や喉への刺激を防いで
右眼の手術の際に
間違ってもくしゃみがでないように
防御したいからなのです
そのためのマスク使用です

痛みによる恐怖はまるでありませんが
くしゃみは・・それこそ恐怖です
「万が一のときは対応するから
あまり心配しないように」と
仰っていただきましたが
体調を整えておくためには
できるだけの防御を心がけています

病院からいただいた・・説明書によれば
「白内障の手術とは・・通常
角膜の外側を僅かに切開し
水晶体を包むカプセルの表面を
丸く切開して窓をあけ
この窓から水晶体を超音波で砕いて吸引
そこに眼内レンズを挿入する」・・のだそうです

終わった左眼を鏡の前で見つめてみても
到底そんな凄いことが行われたようには思えません
医学の進歩をしみじみと感じます

本から遠のいていた時間を取り戻せたらと
密かに願っているのです




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-05-13 08:11 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_17455148.jpg


ご注文の順に作っていますから
糸貼りまでは一気に進めまして
大分溜まってきました


d0085887_17460481.jpg


そこで今度は
茄子紺の顔料を塗ることに集中です
霧吹きを使うことが多いのですが
器が小さいときは
筆差しの方が効率的のようです
空中に逃す顔料も・・勿体ないし


d0085887_17461253.jpg


筆ムラを作らないよう
スタートさせる位置に赤いマークをして
ここから始めて・・ここで終わる
3周して終わりと決めてます


d0085887_17465230.jpg


塗り終えたら・・糸を剥がします
無理するとバリがでるので
できるだけ丁寧にです
殆どピンセットの仕事です


d0085887_17471766.jpg


口縁部で高台側に折り返します
ここら辺は指も使います
裏表剥がしたら
柔らかい筆で・・余った顔料を払い
素焼き素地に顔料が付着してないか
目を凝らして探します

淡いブルーに見える顔料も
焼けば茄子紺なので
チラッとでもこぼれてたらアウトです


d0085887_17475951.jpg


数日中に最終チェックをして
釉を薄く吹きつけて・・窯詰めします

次に頂いてる注文の器を
ロクロで挽きながら
窯番というのが良さそうです

手のかかる作業ではありますが
始めれば・・終るもんです
ただ
思い通りの結果で終われるか
そこはいつでも・・大きな課題です




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-04-28 18:13 | ●工房便り | Comments(0)
d0085887_00090638.jpg


幾つか仕事が重なって
唯々ひたすらに手を動かし続けて
糸貼りに向き合っています

d0085887_00093001.jpg


素焼きの器には
僅かにですが・・削り粉が付着していて
水洗いをしたりはしますが
0.5㍉の糸テープでは
決して粘着が良いわけじゃありません

d0085887_00154484.jpg


貼り始めを内・外のどちらからにするか
器の凹凸を理解しておく必要があります
どんな場合でも
凸面より凹面が貼りにくいのですが
それは糸が浮きやすいからです


d0085887_00101842.jpg

そういうわけで
外側の凸面の高台脇から始め
口で折り返し・・見込みの底で終わらせます
糸が浮かないよう丁寧に抑えるのがコツです

細かいこと書くと
反対に見込み側から貼り始めると
凹面で糸を手前に引っ張るので
浮きやすくなるからです
凹面の下端で終わらせれば
口縁部から下へ垂らすように貼れるので
浮かせないで済みます

いつだったか
お問い合わせがあり
剥がれて仕方ないということでしたので
貼り順を逆にしたらと
お知らせしたことがあります
ご参考になれば・・です

そういうわけで
糸を真っすぐのびのびと貼るには
工夫と慣れが必要で
貼るたびに・・改良の手段を探しています


d0085887_00162450.jpg

焼きあがれば・・こんな感じになる予定です




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-04-22 10:57 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_05592791.jpg

ご注文の作品は勿論
トップギアで貼っていますが
更にもう一段ギアをあげました
(トップギアの上ってあったっけ?)

d0085887_05593423.jpg

具体的にはこれからだけど
今まで経験していない商談を頂いたりして
先ずは
少し作品を作りためる必要がでてきたのです

これ20㌢の多面鉢
多分使い勝手の良い大きさだと思います
そこで・・「手ごろ鉢」って
名づけることにしました(笑)

その「手ごろ鉢」を
「値ごろ鉢」でお売りできれば・・?
大事なコンセプトです


d0085887_05594446.jpg


幸い・・春も爛漫
挽いても・・削っても貼っても
寒くないのは・・有難いことです

キッチン・スポンジで挟み
ゴロゴロしないよう防御して
正面から貼ってゆきます


d0085887_05595275.jpg

ぐい吞みです
伝統的な「麦藁手」を
モダンな感じで・・が狙いです

d0085887_06000866.jpg

糸貼りは・・繰り返し仕事ですから
適当な音があったほうが
肩が張らずにすみます
📻や📺を・・BGM代わりにしますが
聞こえてくるニュースに
明るいものが少ないのは心配です

そんな中で・・
スポーツの世界は・・明るいですね
若者たちの爆発力に感動しています
自分の頭と体を使って
アナログで挑む戦い
じっと座ったままキーボードってわけじゃないのが
スポーツの良さでしょうね

今朝も早朝から
ゴルフの小平智選手が
アメリカ・ツアーで優勝したと報じています

古閑美保プロとのハネムーンの最中に
アメリカで優勝なんて
そんな思い出が作れる時代なんですね
ドデカイ人生・・頑張れ!です




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-04-16 07:35 | ●工房便り | Comments(2)
d0085887_04023973.jpg


やもめ暮らしも・・三日目
毎度のことで・・慣れてます
教室もない月曜日の一日

10時間の素焼きをしながら
20㌢ほどの丸鉢を・・一気に多面鉢にしました
六角・八角・十二角
完全に乾いた口縁部を・・ゆっくりと
超硬カンナで削ります

d0085887_04024739.jpg


その後に・・やすりで研磨して滑らかに
結構一日仕事でした

組物でのご注文ではなく
単品ですが・・箱が一緒なので
サイズはほぼ同じというわけです

折角なら時間のある時に多めに作っておこうと
既に素焼き窯に入ってる4つほどと合わせて
1㌤を準備しています
これから糸の在庫をチェックして
追加で注文しておく必要がありそうです
貼りだしてから不足に気づくのが・・一番嫌や

準備万端・用意周到
これは・・音楽用語かもしれません
リズムを作るのも壊すのも・・これ次第
こころがけることにしています

d0085887_04030023.jpg


土曜日から東京に出張してきたらしい娘が
日曜日の午後・・帰宅してきて
やもめの餌やり(?)でしょうか
カレーを作ってくれました

これが実に美味なのは・・既に何度も喫食済み
たっぷりと作り置きしてくれました
昼は・・これで済ませ
じっくりと工房に籠った一日でした





応援しくださる方・・クリックして

[PR]
by touseigama696 | 2018-04-10 04:30 | ●工房便り | Comments(0)

d0085887_05375865.jpg

充分乾いたのを見計らって
12面体に面取りしました
ただ・・今回イメージしたのは
もう少し深い方がよさそうなので
作り直すことに決めました

深さの問題もありましたが
それ以上に・・久しぶりの事故があって
底切れが幾つもでてしまったのも
作り直しの原因になりました

長いこと使ってきた土に
最近ちょっとした違和感があって
別の土に変えて挽いたら・・底切れ
こんなこともあるんです

土も生き物
扱いやすい素直な土もありますが
こちらが下手だったりすると・・気に入らなくてか
思いがけない反撃に出会ったりもします
「この土は・・案外気難しいよ」
熟練の作家さんでも
そう言ってるのを聞いたこともありますしね
「どの土が・・?」・・ここら辺は
具体的に書くと差し障るかもしれません
「訴追が心配だから・・明言は控えます」(笑)

教室用には
なるべく素直な土を用意しますが
今回の新しい土は・・私専用のもの
気分よく形になってくれるよう
色々頼んでみることにします




応援しくださる方・・クリックしてね

[PR]
by touseigama696 | 2018-04-03 06:14 | ●工房便り | Comments(0)