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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2018年 06月 13日 ( 1 )

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頭のなかにあった盆栽のイメージを捨て
食卓の上の一輪挿しのつもりで
盆栽鉢を挽いてみてる

定年後の趣味の第一位が・・盆栽だった時代もあるが
今では既に様変わりしてる

つい先日
出身国は忘れたが・・外国人の若者が
日本の盆栽作家に弟子入りし
立派な一人前になっているのを知って
びっくりしたばかりだった

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更に偶然の驚きだったが
女流の盆栽作家Kさんと
ひとを介してお目にかかる機会ができた

若い人たちに盆栽を教える教室の主宰者でもある
盆栽のための鉢ではなく
この器があって・・盆栽になる
発想は・・ここでも変わりつつある
そんなレクチャーを受けて
目から鱗でもあった

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花壇のようには・・広さを必要とせず
生け花のように・・束の間の短い命でなく
押し花や人工花とも・・別の世界

今どうして盆栽?・・とふと思う時
「手間をかける」「育てる」「長いつきあい」
しかも・・いきものでもあるのだ

刹那と対極にある悠然とした時間の流れ
喉の渇きに応えるものが・・きっとある
そんな風に思えてきた


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色化粧をタップして
布目の表情を求めた・・この茶碗
挽いてる間は茶碗だったが
削るときには・・盆栽鉢
三つ足で穴も開けた
勿論見込みに釉もはずした

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焼けば・・こんな感じ
こんなんでもいいんだろか?
Kさんへの問いかけでもある

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赤土に黑の線紋
ほぼ焼き締めだから
食の器や花活けではやや不都合
水を含んで変わってゆく風合いが
どうなるだろ?


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このまま茶碗でもいいのだが
勿論・・見こみに穴があいてる
黒土に黑の紋様
食卓に置いたらどうだろ

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焼くとこの雰囲気・・かくして
「凡才」は「盆栽」に挑むことになったのである





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by touseigama696 | 2018-06-13 06:52 | ●工房便り | Comments(0)