ブログトップ

桃青窯696

touseigama.exblog.jp

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

2010年 11月 29日 ( 1 )

d0085887_7301360.jpg

大ものは・・挽くこともだけど
その先の作業で・・裏返すのが大変です

挽いたものを・・削るため
裏表に加飾するため
裏表に釉薬を掛けるため
その都度・・裏返しますが

助手さんなしに・・独りでやろうとしたら
色々工夫が必要になります

一番苦労するのは・・
挽いた皿鉢を・・生乾きで裏返すときです
挽いたままの重さ・・15~20kgを
独りでやるには・・これしかなさそうです

しっぴきで切らずにおいて
亀板ごと返すわけです
これなら・・両手で板を持って返しますから
何とかなります

但し・・底部がしっかりと亀板に密着してないと
返した瞬間・・ドサッと落ちることになります・・笑
もしそうなったら・・土殺しの段階で
底部への圧迫が弱くて・・亀板に密着してなかったと
自分の腕を嘆くだけです・・笑
d0085887_7302255.jpg

合わせ壺の場合・・
やはりこの返して乗せるときが
一番緊張するときです
d0085887_7303024.jpg

切り離して・・本体を持って返すのは
持ちかたが難しく・・
ゆがめてしまう危険がいっぱい
d0085887_730384.jpg

ですから・・器に触れず亀板を持って
ゆっくりと着地して・・重ねます
上下の口縁部には・・あらかじめ
ドベを塗って・・糊かわりにしてあります

口縁部が・・ピッタリと合うよう微調整しますが
器を押せばゆがむので
亀板で僅かに持ち上げ
腕力クレーンになって・・真上から下ろします
d0085887_7304835.jpg

この壺の場合・
ここまでは上手くいったのですが
何と・・削りで失敗してしまい
再生袋行きになってしまいました・・苦笑

そんなこともしばしばで
失敗でめげては・・歩けません・・笑
明日は・・また挽きます
少し・・慌ててますが・・苦笑
d0085887_10135928.jpg

うまく重なったら・・亀板を切りはずします
これもひと工夫が必要です

大皿鉢 壺の場合・・
この段階では・・結構乾燥が進んでいるので
しっぴき(切り糸)は・・普通のものでは刃が立たず
力負けして・・切れてしまいます

私は・・ピアノの修理屋さんにお願いして
一番細いピアノ線(使い古しで充分です)を
分けてもらい・・持ち手をつけて使ってます

これはもう・・絶対に切れません!・・笑




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!





[PR]
by touseigama696 | 2010-11-29 07:53 | ●工房便り | Comments(6)