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窯だ行進曲(11) 削りカンナ

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以前にもご紹介したことのある小山耕一さんのブログ・・
そのブログの08/12/03 カンナとイケアを読んで
そのまま車を走らせて三郷のイケアに向かった
超鋼カンナの保管の方法では・・
ほんとに苦労しているからである

カンナを乗せた黒い板・・
これがマグネットの包丁ホルダーである
乗せてあるようにしか見えないが
強力な磁石が効いてるから
板を立てても・・カンナは滑り落ちることはない

適当なボックスに入れて使っていたが
刃と刃がぶつかって刃こぼれする
折角の切れ味が鈍る・・これが悩みだった

近頃・・この超鋼カンナが手に入りにくくなった
これがないと仕事に差し障るなと気になって
このブログでもおなじみの藤井さんに相談したのが今年の春・・
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教えていただいた瀬戸の村上金物店
旅のついでに立ち寄って・・少々まとめて購入できた

大事に使いたいから・・
小山さんのアイデアは・・すぐもらうことに・・
だからイケアに走ったわけである

既に刃こぼれした何本かは・・
村上さんに送って・・研いでもらうつもり
これからは・・気をつけねば・・である
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ロクロを挽くことは手慣れても
削りが下手では・・仕上がりに響く
程よく削るには・・それも道具の使い方である

鉄カンナ・・小山さんも書いてるように
自分で曲げて自分で刃を作る
だから・・一番使いやすい
でも・・
土の乾燥の状態によっては飛びカンナになりやすい
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それに・・ロクロが反時計まわりなら使いやすいが
時計まわりだと・・構えが少々厄介でもある
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その点・・平線カキベラは
ロクロの回転がどちらでも・・同じように削れるし
ザクッと食い込んしまうことも・・
飛びカンナになることもない
初心者は・・これを使うことが多いかもしれない
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作風によるが・・
加飾の都合で・・器の表面を滑らかにしようとしたら
鉄カンナも平線カキベラも刃が立たなくなるほどに
よく乾いた表面は・・超鋼カンナの独壇場
これでないと・・キチンと削ることができないのだ

私の場合も・・表面がデコボコでは
マスキングの糸が貼りつかない
だから・・超鋼カンナで削って・・
更にスポンジやセム皮・・
ナイロンストッキングなどで磨く

超鋼カンナのありがた味は・・格別なのだ
小山さんのアイデア・・
こころからの感謝なのである
Commented by mFramboise at 2008-12-07 17:29
表面がきれいでないと…お気持ちよーくわかります。
大皿の表面がきちんと整った状態になっていることが重要な加飾ですものね。
私のような者でも、表面の仕上げにそれは気を遣うのですから、touseigama696 先生のような大作家様ならさぞ…。

それにしても、こういうありがたい工夫や細かい情報を教えてくださる小山先生と touseigama696 様に感謝です。

年末に向け色々とお忙しいことと存じますが、時節柄 御自愛くださいませ。
Commented by touseigama696 at 2008-12-08 00:51
mFramboiseさん
小山さんのブログは・・いつも勉強になります
洒脱な語り口ですが・・笑ってばかりではなくて
すごく困っていたりする問題への答えが・・
いともあっさり・・教えてもらえたりなのです
ご本人も・・その語り口のままに・・楽しいお方です
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by touseigama696 | 2008-12-05 21:10 | ●窯だ行進曲 | Comments(2)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696