孫たちの足あと

コロナ禍を挟んで2年ぶりくらいだった愛しい孫息子三人の揃い踏みで正月再会あっという間だった
「あのさ・・粘土いじるか？」「うん！うん！」即決だったそれがこの写真である
確か11歳　8歳　5歳の三人コロナ前の来宅の時は三人で恐竜作って遊んだが今回はロクロを回してみると言い出した言っただけのことはある
もっともらしい作品ができた
幼い子どもに挽かせるときは秘訣がある始まりは教えたりせずにちょっとだけやって見せ「真似してごらん！」でいい
始めはねじれてグニャは当然だが何度目かにやや穴らしきが開き器っぽさが見えるその瞬間に「よしよし！そっと手を離せ上手く出来たじゃん！」


「これとっといて次を作ってごらんどっちがうまくいったかあとで決めよう」たっぷり褒めてやると自信がつく完成は後でいい　自信が先なのだだから「ウレシイ！」で終わらせるのがコツ見た目の不十分は削りで手直ししてやればいいのだ
左の小皿と右の平鉢は手びねり真ん中の碗らしきがロクロ作品で下から三男　次男　長男の作品であるいい思い出になったとすれば次回訪ねて来ればまたやりたがるかもしれないそれでいいと思う何か多少加飾して本焼きし送ってやろう
夏休の自由課題宿題になるかな？


正月から挽き始めた約束の作品たち一回目の素焼きも入れて焼いた陶芸で轆轤を挽く造形はさほど手間のかかる作業ではない手の掛かるのは加飾の域に入ってからだ


糸の補充もしておいたので
早速茶碗に糸を貼った
エアコンを効かせると房内が乾燥して糸の食いつきが悪くなる石油ストーブに薬缶を乗せ湿度稼ぎをしながらの作業雨が降ってくれると楽なんだけど・・
今日も独りっきりの工房に静かな一日が過ぎ去っていったウィルス騒動の終焉を願うばかりである


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