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我流の一碗一服

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工房に居ての夕方 
いつになく眠気を覚え
久しぶりに茶を点て独服に及んだ

きちんと茶を学んだことはない
後にあさはかな偏見と知るに至るが
若い頃は拒んでいたりもした

井伊直弼の「茶の湯一会集」に出会ったせいもあるが
それよりも我が身の老いの知らしむる帰結だろうか
茶は茶 自ら茶筅を振って泡立てる束の間に
様々な一期一会が走馬燈のように走る

未だに作法は知らない
足と腰に不足があって
今では正座は到底覚束ない
正座が出来ずに稽古もないもんだと
我流立礼に籠るのもやむなしなのだ
しかし
茶筅は振れるようになり茶が美味くなった
自作の茶碗での一服に
ささやかな寛ぎを感じる夕方だった


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Commented by BBpinevalley at 2021-10-14 17:35
こんばんは。
ご自作のお椀で一服なさるお心持ちは、それは格別なものでしょうね。
お茶の色が映えるお椀ですね。

↓ バイオリンをお譲りになったとのこと。
弾き手によって、また違った音色を奏でてくれるかもしれませんね。
時間が経って、十分に乾いて…
演奏会が楽しみですね。
こちら、娘の練習の音が聴けなくて、寂しいことです。
Commented by touseigama696 at 2021-10-16 22:39
茶の美味しい寒さが近づいています
煎茶と違って茶筅を振る時間が一つの間
案外こころ穏かな時間になります
失敗が理由で自分で使う茶碗の愛おしさ
作家だけが味わう快感です(笑)

ヴァイオリン嬉しい貰い手ができて
安心しました 
売ったり捨てたりはできませんから
命をつなぐことができたと喜んでいます
自分で弾ければよかったのですが
「挽く」に更に「弾く」では到底無理
プロにお願いすることにしたのです
Shu夫妻なら信頼できますのでね
ヴァイオリンも喜んでいるはずです
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by touseigama696 | 2021-10-14 00:50 | 〇わたしの流儀 | Comments(2)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696