あと8㌔で6.000㌔で～す！

2013年3月25日8年前の春
この日唐突に医師から境界型ではあるが糖尿病を告げられた前立腺の違和感で受診したはずが思いがけない脱線で慌てた
これからの日常を指導されて帰宅したその夜先ずはと歩き始めた　その記録がこの手帳である
4㌔を1時間で歩いたが当分はこれを日課と決めただから雨が降ろうと槍が降ろうとひたすらに歩いた糖尿病は最も気になる病いで「治したる！」密かに誓った最初の1頁だった
最初の1年でデータは完全に標準値を取り戻した投薬を含めて一切の治療はなかった「あれっ！治ってるね　糖尿って治るんだぁ？」患者の本気度を揶揄する一言は実に不快で
そのドクターの受診はそれきりで止めたしかし歩く習慣は続けた
治ったとはいえ油断禁物長期戦を覚悟してデーターの維持を守るため多少の楽しみも作りたいとその年の夏500㌔踏破を記念し新幹線で京都に出向いて三条大橋の上に立った東海道五十三次完歩記念である
以下その時の記載別の意味で懐かしみの多い京都独りっきりの日帰りだったが思い出が増えたついでにお読みいただければである

爾来8年の日々は当初ほどに厳しくはしていないが
「休む理由があれば遠慮なく休めでも理由が見つからなかったらしゃんめいかと歩くがよい」これだけが掟で今も続けている


今朝の記録がこれである
このところの長雨続き休む理由があったから休んだが今朝は歩けそうだから歩いたそして記録したら5.992㌔であと8㌔で6.000㌔これも「チリつも」である
北海道の宗谷岬と鹿児島の佐多岬直線ならどうやら2.000㌔ほどらしいから6.000㌔は1往復半になるアメリカ大陸横断のロス⇔ニューヨークなら復路の真ん中くらい
さすがに記念旅行するには遠すぎて帰れないかもしれないからやめておこういつまで歩けるか最近の筋力劣化を慄きながらヨロヨロの日々が続いているのである


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