どっ散らかって候

搬入間際の作品たちです昨日は研摩をかけて肌触りが良くなりました


今回の窯はもっと沢山焼いているのですがあがりに不満の残る作品が多くて出荷不可に決めたものが幾つもありました近年にない不出来こうしたこともあり得る世界ですがそれでもやはり愕然とするものです
「丁寧に仕事する」老いて更にその気持ちを大事にしてるつもりですが「丁寧」の難しさを痛感する毎日でした
「丁寧に」には「リズミカルに」とある一点でぶつかることがあります
丁寧がリズムを壊してしまう可能性これがなかなかの難敵です

「リズミカル」は慣れた手つきでいつものようにつまり昨日もふれたas usualの良さですここに不安が芽生えるとリズムが狂って結果をも壊してしまうのです
前にも書いたことがありますが何が悪くて失敗したかではなく何が良くて今までうまくいったのかを思い出すことがas usualの根っこです記憶力との戦い老いのしからしむるものですが難敵です




既に素焼き待ちの作品に数を増して盆栽鉢も急いでいます


昨日も30個ほど削りましたこれは彩色予定なので化粧泥と絵具の準備を整えてできれば一気呵成に走ります




昨日の最後は酒器の糸貼りでした下戸の私が作る酒器セットどれ位が適量サイズ？私には想像の世界ですが注文主さんの気分を推し量って喜んでいただけたらな・・です
どっ散らかった工房はどっ散らかったまま明日に期待することにして終わりました

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