「こころみ」響きの良い言葉だが・・

埃にまみれて棚板の奥からでてきた水指である茄子紺の彩色が自然に見える定番沢山手がけてきたように思うこの麦藁手の紋様も定番縦でも横でもそれなりに様になってくれる


皿で横にすればこんな感じだが帯地を見るような趣きが好きだこの手も随分作った


この紋様に茄子紺とは別の彩色を試みることにしたHus-10で彩色したのがこれでこれから釉薬を掛けて本焼きの予定だが釉の掛け方に今までにない試みを加えるつもり
「試み」こう書くと結構きつく見えるが「こころみ」これならとても優しく響くこっちが好きだ
試みの結果に色々託すものがあるけれど必ずしも思い通りになるとは限らず失望で終わることが多いものだがその失望に失望しないこと
それを「こころみ」としておきたいと思う
たったひとつでも上手くいった「こころみ」を繰り返し高みに引っ張って歩き続けることが実は「仕事」なのだと痛感する遊びと区別するミリ単位の違い「こころみ」・・中身はこれだだからこころに響く優しさが嬉しいのである


焼けばこの雰囲気の応用編さてどうなることやら・・

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