だから・・？

「だからどうなの・・？」って言われそう今朝の話題です
この写真は普通に作ってきたもの麦藁手としては定番です
糸の貼り方のことですが最初の一本を垂直に見えるように貼った後肩口の貼り始めから裾の貼り終わりまでの間糸は左右両脇のライン2本の間を常に二分割しました（フリーハンドで貼ってるので僅かには二分されてないものもあります・・お許しを）
このまま一周すれば
全体を同じ間隔で貼れます標準的な麦藁手です


こっちの場合が今朝の話題です中央の一束の糸は両隣りと平行に見えます見えるように貼ったのですが普通の定規を当てても当たり線は描けません花器の膨らみが邪魔して平行が崩れるからですまぁ目視で貼るのが一番面倒ではなさそう
花器の膨らみに影響されるのを無視して平行を維持しそれをこの一束分くらい続けると垂直に貼るには修正が必要になりますそしてそれまでの一束との間に平行とは別の隙間ができます三日月っぽいい余白がそれです

続けるとこんな具合になります「だからどうなの・・？」って言われそうなのはここです

私はこう思いました「これって作為がなくていいな・・」です
ここで曲げてやろうこの辺りに島作ってアクセントにそうした作為ではなく平行を維持しながら無理になったら修正して平行に戻す
そんな気分で貼っていると足し算にはなりそうにありません変化を出せるとすれば花器の曲面の膨らみを変えることかもしれません
平行の維持だけで作為なしに異相に導く・・どうだろ？
思い返してみるとこの花器ひとつ最初から最後まで鉛筆によるマーキングは一切なしで全てフリーハンドで終わっています目と手・・頑張りました
独りっきりの長い一日こんなこと考えながら日が暮れていったのでした


応援してくださる方・・クリックしてね！