策に溺れてか？

面白いもの見た
「国民のために働く内閣」
新聞もテレビもそう報じた菅新政権のアイキャッチャーである
一寸見国民目線？褒めちゃいそうだが待てよ！である




前任の安倍政権のスローガンは「美しい国づくり内閣」だった
中身はともかくとしてこのふたつのスローガンには大きな違いがある
美しい国づくりの場合は選択肢を残した言い方である「美しくなくても豊かならいい」ではなく「美しい国」を作ろうではないかそうした選択の余地があるということだ
ところが「国民のために働く内閣」となると本来選択の余地はない国民のために働かない内閣なんて存在し得ないからだ選びようのないスローガンを掲げてどうするの？
ひとつだけ思い当たる節がある耳ざわりの良い言葉だということだ新政権の誕生をめでたいと錯覚できそうな響きのよいスローガン　きっとそこだ
それにしても前政権の不行き届きを何とかカバーして全てを忘却の彼方へを狙う新総理としてはいささか知恵に欠けるスローガンである
だからを含めもし本当に国民のために働く内閣を作るなら「あの忘却の彼方は誰のお陰！ちったぁ感謝して本気で国民目線とは何かを探せ！」である

応援してくださる方・・クリックしてね!