白花繚乱

こんな時だから有能で思いやりのある政治家たちが百花繚乱のごとく活躍してほしいのにいささか遠い



花に・・何故色があるんだろいずれ生存の根拠なんだろうが深紅の傍らで純白も見事に咲いている
白も色なんだと・・あらためて思う



赤い花には赤い色素がある青い花にもあるだが白い花に白い色素はないその証拠に藍染はあっても白染めはない(ﾀﾌﾞﾝ？）
花が白いのはつまりは光のせいなんだと



白い花はどことなく姿が綺麗だ多分正確には深紅の花と違いがあるわけじゃない
でも白い花は目立たぬことが一番目立つことを知っている余計なことをせずに身の居ずまいをきちんとしておけばいいきっとそう考えているんだろう



言い換えれば白く生きるには姑息はだめおてんとうさまの下で公明正大に生きるしか白くはなれないってことだ
花に白い色素がないのはもしかしたら天の配剤
「一隅を照らす」　これが唯一白い色素の元
つまり目立とうとはせずにひとのために一心不乱に尽くす人一隅を照らす意味はそれだ



百花も大事だが白花繚乱の時期を経てしか百花は育たぬ
近々に植え替えもあるらしい駄目なものは捨てないと良い芽がでない
ここだけは人任せはだめだ面倒でも手をかけようではないか


私の白器です　「糸抜き線紋酒器」　旧作
これは現物の顔料で染めました（笑）


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