3秒の便利

電脳音痴の私にはどうしたって充分に理解できる話じゃないけどこんなニュースを読んで頭を抱えています
5Gスマホとかいうのが世に出ると2時間の映画が3秒でダウンロードできるそうでそうだとすると衝動的に見たい映画を5秒後には見られることになってまことに便利になるとあった
ところがこの「便利」の理解って自他ともにアナログ人間の私にはどうしても不思議でなりません3秒で取り込んだ映画を5秒後には見られるそれがとてつもなく速いってのは判ります
もし見たい映画が1本なら思いついたが運の尽き！みたいなもんで5秒後に見られたのは便利かもしれないが映画を見てる時間は2時間だったんでしょ？
3秒は見たいという衝動との関係で便利なだけでいかにもせっかちな現代人のライフスタイルを反映していてあれもこれも見たい映画を並べたら
1分間で20本ダウンロードできますからどうせならってするかもしれません
２分後には２０本見られる準備はできますがもしこれを見るとなれば２時間が２０本で４０時間見っぱなしの二日間出来そうで出来ないはずです
だから1本でなら多少便利かもと思えてもそれなら何も3秒でないと不便と言うほどのことでもなさそうです帰宅するまでに録画しておいてベッドで2時間ゆっくり鑑賞でいいじゃないですか
もしもここらへんにどうしても革命的な便利を生むなら3秒でダウンロードした2時間の映画を3秒で見終わって充分理解も感動もできる脳の方のメカニックをいじってほしいもんですそれなら残された時間の短い老人は年金全部注ぎこんでも買うかもしれません
ついでに大げさなおまけです3秒にほだされてついつい丸一日の自動ダウンロードを始めたあなた分りますかぁ　どうなるか
60秒÷3秒＝20本「1分あたり」20本×60分＝1,200本「1時間あたり」1,200本×24時間＝28,800本「一日あたり」28,800本×2時間＝57,600時間「上映時間」57,600時間÷24時間＝2,400日「不眠不休の映画鑑賞日数」ほぼ6年半・・生きてるかなぁ～？
映画はじっくり秀作を選んでゆっくり見た方が感動するかもですね便利不便の問題じゃなさそうな気がします
算数苦手の私のこと↑の計算合ってるだろうか？結構心配なのです（苦笑）
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