もうすぐ開店！cucina「もりなが」

総武線市川駅から歩いて5～6分14号を渡って間もなく神社の前で左に曲がった路地は閑静な住宅街につながるがその入口に和のイタリアンを目指すcucinaが開店の準備に大わらわだ



CUCINAはキッチンのこと糸抜きをイメージしたサインボードはデザイナーさんに頼んでできたと聞いた
シェフもりながクンの母堂が私の教室で陶芸をしていたことから彼も一瞬教室にきたことがあった
当時お茶の水の名門山の上ホテルで修行中だったから「自分のレストランを開くときは自分で器がつくれるようにしとけよ！」そんなこと言って陶芸をそそのかしたことがあったが本業の調理場の修行に打ち込み器は私に作れとオファーしてきたことで慌ただしい年末を迎えることになったのだ



人声から一歩引いた路地のエントランスが小さいながら一寸したゆとりを見せ好い雰囲気を醸している
右の垣の内側はコートヤードダイニングのスペースを減らしても視野の狭さを避けてこれもおしゃれである
たまたま居ぬきで譲ってもらった店舗とか幸運だったと思う若い二人の出発としては実にゆかしい店である



キッチンからカウンター越しにダイニングとその向こうのコートヤードテーブルふたつで8人ほどかなカウンターで5～6人シェフ独りで賄うには丁度良さそうである


ガラス張りの小部屋はワイナリーイタリアンならこれも必須かも



新しい調理器具が運び込まれたキッチンここがもりながクンの戦場である



大晦日を明日にした年末短い期間でできる限りの仕事をして彼からのオファーだったパスタ皿の一部を運んだ
これからの長い時間をかければ彼が望む新しい食器も作れるから慌てず腰を据えて美味しいもの作れよと前途を祝う気分を伝えた
同じ山の上ホテルで修行を積んだ若い夫婦のふたりで乗り出す初の航海羨ましいほどの高揚でもあろう



アドリア海の穏やかな海をイメージして貼った糸抜きキャンバス画は私からのプレゼントボンボヤージュ！　良い旅を！と祈ろう




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