恒例の「ごちそう」

暮れの28日に飛来した孫3人とそのママそのパパは愛猫の看病で留守番でした
「ﾊﾞｱば！　ごちそうたべにゆくねぇ！」毎度のことでそれがここ日比谷の帝国ホテル　インペリアルバイキングここにくることが「ごちそう」
好きなものを好きなように選べて孫たちにもお気に入りのようです



ジィとバァとォバちゃんとママ本当は留守番のトウチャンがくればみんなでこれも恒例のインペリアル家族写真撮影の予定でしたがそれは急遽中止になりましたまさか写真の隅に四角いショットをつけ足すわけにゆきませんからね




長男は「パンが美味しい・・」とか結構食べてるように見えて目下は帝国ホテル側の軍配のようです9歳　６歳　３歳今は胃袋全開でも大したことありませんが
10年もしたらホテルが降参かもしれません




次男曰く「お肉よりチョコレートのお菓子がいい！」とか


三男は「オニク・・チョ・・ダイ」さすが怖いもの知らずの末っ子です




名物のローストビーフを入れて何品か頑張って食べてました爺も往年の健啖からは程遠く圧倒的にホテルの軍配に負けました



大晦日のバイキングから一夜明け我が家のバァバが用意した元旦の節往年に比べたらここもまた縮小の一途のよう元旦一朝の節かもしれません


今年3年生になる長男クラスで一番の背丈とか父を越え爺にせまれと伝えました



こうしてみると今は亡き亡父つまり三人の曾祖父が好んで食べた料理の名残を感じますここにくわいがあれば完璧

そしてそれらが私の好みになりつつあるのもやはり代々のよしみかもしれません栗きんとん　伊達巻　黒豆　数の子死んだ親爺がそこにいるようです




次男は今年1年生恒例で既にプレゼントしてあるランドセルをこの春から背負って通うことになりますひょうきんが売りの人気者らしく愉しい学校生活になってほしいものです




我が家は鶏と小松菜の雑煮具だくさんが好きですが何と角餅2個で満腹涙が出るほど情けない思いなのでした




前途洋々たる三男だいぶ言葉らしくなってきましたが兄ふたりからの口移しの会話練習どんどんうまくなってゆきますからそのうち兄二人が負けるかもしれません結構目ぢからの強い男の子のようです



家内の総菜を食べて54年それが全ての血となり肉となっているのを
否応なく思い知る年月です
走馬燈の駒の回転が落ちてくるほどの長い時間スローモーションの画像の中で無数の思い出が浮かび上がってきます
孫たちの振る舞いがそっくりそのまま我が子だったのも今思えばつい昨日のこと不思議な時間だったとしみじみ思えるのです
年が明けて今年はオリンピックの開催前回の東京オリンピックは大学3年の夏のことでしたそれもまた不思議な時間のひとつに思えてなりません



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