財布のこだわり

右の皮ケースはかつて愛用したパスポート入れ左は今使っている財布です昨日は日銀券を話題にしましたがそのつながりで今朝は私の財布私感　つまり財布へのこだわりに触れてみます
右のパスポートケースは海外に出ることが大きく減ってからは財布として使っていましたスーツを着て仕事してた時代でファスナーもなくて薄みのこのケースは胸のポケットに具合のいい厚みでなおかついつもそこにあるが判る程の存在感を持ってました
昨日も書いたようにいつの時代も私はカードを使わずその分まさかの場合も想定して多少多めに財布にいれてましたので財布については密かに自分なりの掟を作ってました
財布はいつでも皮膚感覚で所在が分かる場所で保持すること当時はそれがスーツの胸ポケットでなるべく目立たない地味な財布を使うことにしていましたそしてここを一番大事にしたのですが出先で財布から支払いをする際に店員さんは勿論ですが周囲にいるほかのお客さんにも見えないように深めの財布を持つこと
財布の切りこみのポケットから厚みのある札束がチラ見えするのはやや下品だし危険でもあります




こうしてみると判りますが右のパスポートケース財布だとポケットの切りこみ口まで4㌢以上あって
外から札の厚さまでは見えません必要な分を指を入れて数えれば中身を見られることもないのです
左の現在使用の財布はやはり小型なので外から見えそうですただ昔と違ってスーツを着ずにかつバックを持ち歩いてそこに収納するのでファスナーを開けて出し入れして防御しています外出が大幅に減ったのも大きな理由です
いずれにしても嫌味な金の晒し方をするのも嫌だしすりの餌食になるのも勘弁！ですどんな商売にもプロがいて
びっくりするような手先のハイテクで生きてるものです
逆説的な皮肉ですが知能犯の多くは実に頭のいい人たちですもし彼らが善良な人々のために協力を惜しまなかったら善良な筈の政治家諸氏よりももっとましで安全な社会を作ってくれそうな気がしてなりません

そういえばかつてスコットランドヤードがロンドン市内のスリ対策特別チームを組んだ時そのリーダーに任命したのは引退後だったが倫敦では伝説的なスリの名手でした「蛇の道は蛇」なんですね

相変わらずの工房の日々が続いています



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