もの言わざればこそ花・・

転居する前の旧居時代　程近くにハーブ園があった広い敷地は素朴なイングリッシュガーデンのようであり花の近くにはターシャの姿が見えるようだった



窯焚きを終えてほっとした朝読みかけの本とカメラをもって訪ねここでボンヤリする時間が好きだった


5月の頃には一杯花が咲いていた



庭の花を一輪添えてCake&Coffee結構贅沢な時間だった



花って「草が化けて」・・と書くもしかしたら針葉樹が花に化けたあの日が発端？1億年前の白亜紀のことだ


あの日からずっと花はひとことも物を言ってない1億年もの間だ
それでいて花は人間の傍で問わず語らず慰め癒しつづけてきた


もの言わずして・・なお花花たるべし


あのハーブ園近頃訪ねる機会はほとんどない




原初の花はアンボレラというらしいニューカレドニア島に咲いた花だというそれが1億年前のこと
あの「天国に一番近い島」での出来事である



やがて虫のお陰で装いも華やかになり「草」は「花」に「化けた」のだ



無言で眺めるいちまい・・


もの言わざれど・・花花なり

白釉一輪挿しもの言わざれども・・旧作



応援してくださる方・・クリックしてね！