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愛しき「そら」&「桃次郎」

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2016年の秋の夜更けに
我が家の「桃次郎」は静かに旅だった
後になって判ったのだが
その一か月ほど前に「そら」も逝ってしまっていた
「きっとふたりは一緒だからせめてそれが慰め」
そらクンのお母さんはそう言った
我々夫婦も同じ思いだ

左がコーギーのそらクンで右が柴の桃次郎
ふたりは無二の親友だった
男の子同士だったが会えば舐めるようにハグして離れなかった
そんなわけで
両家の家族たちも自然に親しくなっていった

おつきあいが始まったころ
朝の散歩に出てそらクンの家の前を通ると
ふたりのラブコールと一緒に玄関から出てきたのが
そら家のお嬢さんで遥さんという少女だった


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ロクロを挽いているのがその遥さんである
当時小学校の4年生10歳だったはずだ
躊躇うこともなくパジャマのまま飛び出してきて
そら&桃次郎の取っ組み合いを一緒に眺めたものだった
実にあどけなく可愛い少女で
「寂しいからおヨメさんにいっちゃダメだよ!」って
からかっていたのだが
いつの間にかお嫁にいってしまっていた
隣りで眺めているのが新婚のムコ殿
手前が遥さんのお母さんである

そもそもこのお母さんが
私の娘と一歳ちがいくらいでしかないので
遥さんは孫みたいなものである

実際の孫たちはまだ幼いのでそんな気がしないのだが
年齢でいえば遥さんほどの孫がいてもおかしくないわけで
やはり歳をとってしまったことを実感するのである

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高校時代のクラスメイトだった彼は
しょっちゅう遥さんの家にきていた
それを嬉しそうに話すお母さんの様子は
若いふたりを心から信じる優しさで
この家の温かさが判っていた
だからゆっくりとふたりで愛を育て
保育士の免許を取り そして晴れて結婚したのだった

今日はかねてからの約束で
結婚のお祝いに陶芸体験をプレゼントすることにしてあった
本当は遥さんのお父さんも来るはずだったが
仕事が入ってしまって3人だったが
結構楽しんで遊べたみたいだった

聞いたら隣駅の駅前に住んでおいでのようだ
「なんだそれならいつでも遊びにおいで!」
「ただしひとつだけお願いがあるんだ!」
「それはね・・」
書くと長くなるから また次に!!」

10歳の可愛らしい少女は
23歳の美しい新妻に変貌していたところまでで
今夜はシツレイ!



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糸抜き線紋酒器 自作



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Commented by eri at 2019-04-30 11:49 x
ご縁をつないだそらくん、桃次郎くんもきっと喜んでいるでしょうね。
陶芸体験のプレゼント、ずっと思い出に残る素敵な贈りものですね!
Commented by touseigama696 at 2019-05-01 08:25
eriさん
ありがとうございます
ほんとにそらと桃は今でも
取っ組み合いでじゃれていそうです(笑)
彼らのお陰で人間同士も仲良くできて
ふたりに多謝なんですよ
Commented by jyon-non at 2019-05-01 13:43
こんにちは。お話も酒器の作品も素敵で美しい。・・・胸に染みわたりました。 
ソラ君と桃次郎君、どうしてこんなにワンコって愛おしいのでしょう。    
その瞳の汚れのなさ・・そして深い愛まで感じさせます。遥さんも愛らしい。・・
Commented by touseigama696 at 2019-05-02 21:12
jyon-nonさん
ありがとうございます
あなたの優しさはそら&桃に
きっと届いてます多謝です
言葉なしの交流だからこその
心底の愛が伝わってくるんでしょう
喋らないって凄いことなんですね
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by touseigama696 | 2019-04-29 21:27 | ●愛しきものよ・・ | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696