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写真よもやま

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粉ひきぐい吞み 旧作


私が映像の世界に飛び込んだ最初の日
1966年4月1日だと思う その朝出勤したらデスクから
「今朝はカメラの〇倉について見習い助手やってきて!」

〇倉さんが回すカメラの後ろに立って
被写体に向かってバッテリーライトを当てるのが助手の仕事
広い畳敷きの部屋に大勢の役者がロの字に座って台本読みしていた
東宝の稽古場で真ん中にいたのは若き日の草笛光子さんだった

カメラの〇倉さんは
ファインダーを覗きながらどんどん草笛さんに近づく
それこそ顔から1㍍足らずだった
そのカメラの直上でライトを振るから
私も同じような距離に立つことになった

何も教えられないままの助手仕事
「適当にやってくれよ!」 指示はこれだけだ
焦りまくったが草笛さんの正面に
強からず弱からずのライトを当てようと必死だった
だからでもあるが
何ときれいな女優さんかと心底驚いた
その後に仕事でお目にかかった女優さんの中で
あれほどに肌が透き通るように輝く女性いない
「スター」まさに輝く星だった

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(お借りした写真 
若き日の草笛光子さん
今もご健在で美しい女優さんである)


今では様々な機能のレンズが開発されて
100メートル先からでもアップの顔を撮ることは造作ない
あの頃でも 長焦点のレンズはあった
だから遠くからでも撮れるが
その目前の人込みを透過して撮ることはできない
人込みの最前列 そこがワイドな35㍉レンズの定位置で
額がぶつかる程に寄ってけ! どう撮ってもボケはないのだ

「どうにでもなりそうな距離にカメラを構え
ズームで寄ったり引いたり
左右にパンして動きを追うような心がけじゃ
大成しないよな
自分の足で撮れ! その足で動いて撮れ!」
それが初心の初歩だと教えたのだ

最近テレビのロケ番組を眺めると目が回る映像がしばしばある
大成してないカメラマンが撮ってるのかもしれないな

私はカメラマンではなく
プロデューサーへの道を歩いたが
カメラマンから教えられたことは沢山ある

この先は
別項の「写真よもやま」で幾つか書いてみようと思う

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生まれて初めて土に触れて器にした日
1995年1月12日 52歳の正月だった
わけも分からず手びねりで作ったぐい吞み2個
焼いてもらったらこうなった
右の口縁部が赤いのは
窯の中で隣り合わせた先生の作品から
銅釉が飛んで染まったと教えられた

↑のぐい吞みに比べて見事に下手である
そこから始まった25年だった



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by touseigama696 | 2019-03-15 07:24 | ●エッセイ | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696