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バイブル

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この革表紙の聖書は 蔵書印によれば1981年6月11日に
銀座の教文館で買い求めたもの
爾来ずっと私のデスク周辺にある
日々に読むわけではないが
だからといって放ったままでもない
微妙な距離感で
しかし 長いこと私の座右を占めてきた

この微妙な距離というのはわけありで
私の祖父母や親類の半分は
お寺のお経で異郷に旅立ったが
一方で
曾祖父母と両親そして半分の親類は
教会のミサで召されていった

さて私はどうしよう?
微妙とはそうした意味があってのこと
よくよく困れば
無宗教の家族葬でいいのだが できれば
どこかで自分の意思を持つべきかもしれない
どちらでもない時間が長かったから
迷いがあるのは隠しようもない

先日かつて両親が通っていた教会の信者さんで
両親とも親しくして頂いた方に偶然お目にかかり
改めてこころの環境に思いが芽生える

亡母の葬儀の折に神父さんから
「そろそろ教会に来ませんか?」と
お誘いがあったことも忘れてはいない

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これまでの人生観をふり返ると
多分キリスト教の方が私には自然な気がする
読んできた本も音楽も芸術美学も
殆どが西洋に傾いてきたせいもあろう

古希も半ばを過ぎ拘束される時間が減って
日曜日の教会に通えなくはない
それも歩けば歩ける距離にある

ただ決めたら守らねばだから
熟考しようと思っている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝は
あの東日本の災害のあった日
走馬燈のように蘇る

もし少しでも忘れられるものなら
忘れさせてあげたい人々には
僅かでも忘れられますように
だけど
忘れてはならない人々は
決して忘れてはならない


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糸抜き天衣紋皿 自作




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by touseigama696 | 2019-03-11 06:27 | ●エッセイ | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696