50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・
by touseigama696
カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
|
2019年 01月 17日
 今年もまた1月17日がめぐり来て それが24回目の1月17日だとテレビが告げているあれは1995年(平成7年)の早朝5時46分のことだった 未曽有の阪神淡路大震災の朝テレビのモニターに映る想像を絶する悲劇を身じろぎもせず呆然と見つめたのを覚えている この年以降 毎年今年が何回目の1月17日かを知らされながらこの朝を迎えてきたそうすることがこの大災害を風化させないためのクサビなのかそれともいつまでたっても哀しみから逃れられないトラウマなのか当事者でなければ分かりようもない切なさに狼狽えるがそれでも「今朝」はまたやってきて祈りの一日が始まるはずだ 偶然でしかないが24年前のこの日を遡る一週間前私は生まれて初めて陶土に触れて陶芸を始めた52歳の新年だった 毎年今年が何度目の被災日かを知るたびにそれが私の陶歴そのままと承知してなお晩学の陶芸に夢中になれる身の安寧を有難いことだ思い続けてきたあまつさえキャリアの殆どをプロとして過ごせた幸運は望外の悦びだった 今年で24回目 口にせずとも来し方行く末を思うことも多い走馬燈のように回り続けた歳月が私にめぐり合わせてくれた幾つもの思い出は想定内とは言えない人生のその不思議さを何度も重ねてきただから誰に云うでもなく全ての偶然に唯々ひたすら感謝なのであるあの日に命を奪われた多くの被災者の ご冥福を祈ることもこの陶歴と重なる日々の義務だと思うからだ 新年早々の一週間気管支炎の苦しさに悩まされているがめげずに工房に戻ろう
 応援してくださる方・・クリックしてね!!
by touseigama696
| 2019-01-17 12:06
| ○未分類
|
Comments(2)
|