50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・
by touseigama696
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2019年 01月 15日
 気管支炎でダウンしたのをこれ幸いと全豪に出場した錦織圭の第一戦をTV観戦した 相手はポーランドのカミル・マイクシャク選手世界ランク176位とある世界ランク9位で第8シードの錦織圭選手に対して予選3戦を3勝してやっと本選の一回戦に出場したマイクシャク選手 ここだけ見れば彼我の差は峰ひとつふたつの遥か彼方直近のブリスベンで優勝し気を良くしてる錦織クンの敵ではあるまいと勝ち戦を期待しながら眺めていたら餌食になっているのは錦織クンの方ではないか2セット連取され風前の灯火になった 自分がブレイクポイントを握った時は勝ち切れなくて逆にマイクシャク選手に握られるとあっさりセットを取られる時々見せる錦織クンの悪い癖で諦めかけた勝つためには後の3セットを全部取らねばならぬこの勢いのマイクシャクに3連続は叶いそうにないと思った 3セット目に入ってすぐトイレから戻ってみるとコート上は異様な雰囲気になっていた瞬間的な怪我でなら分かるが そうした事故もなしにマイクシャク選手が右手首をゆすったり脚をひきずったり異変を訴えていたしかし試合は続行していたから殆ど動けないままに3,4セットは錦織クンがとった 普通ならリタイアしてた筈だしかし2セットアップであと1セット息絶え絶えの錦織クンにもう一息で勝てる何とかしたかったんだろうと思うがこんな試合は見たことがないついさっきまであれほど自在だった足と手がまるでピノキオみたいになってしまったからだ しかしやがて分かってきたことがあるマイクシャク選手も自分で気づいていなかったんだろうが錦織選手が必死で活路を模索して返すボールに更にそれを凌駕しようとしていつの間にか筋肉の余力を使い果たしてしまったのだ心肺はもっても筋肉はもたなかった錦織クンが必死になった2セット分のボールを完全に凌駕した返球は3セット先取の試合では足りなかったのだ 圧倒的に勝ってた試合も3セット取れなければ勝利にはならないストロークには負けたが勝利に必要なスタミナと筋力で結局錦織クンが勝った 戦わずして勝ったことになるこんな勝ち方もあるんだ しかもそれも充分ありである肉を切らせて骨を切る まさに死活を越えた死闘だった それはマイクシャク選手のプレー後談で「次回は3セット分のスタミナを準備して戦います」この言葉に現れている負けている試合を投げず挽回を図るたの本気がマイクシャク選手を自爆に引きずり込んだともいえよう 実はランク9位とランク176位の間に天地ほどの差はないことが判るトップテンに到達するための暫定位置みたいなもの600位くらいまでいる世界の選手たちは極めて過酷なツアーを回りながら僅差でトップテンを狙っているのだ 「もうちょっと楽な勝ち方してよ!」そう言いたくもなるが到底そんなもんじゃない熾烈な戦いさすが錦織!good Job!と賛歌である
余談だが今日のテレビも実況解説をはずして見ただから身びいきな解説に邪魔されず自分で判断しながら見れるそうしてみて予感することがひとつ
この全豪で或いは今年中のグランドスラムでもし錦織クンが優勝したら まず間違いなく今夜の試合に崖っぷちまで追い込まれた恐怖と運命的なタイミングで勝ちにつなげられた5セットの冒頭一本のショットがマイクシャク選手の神経に痙攣を起こさせた一瞬が最大のモチベーションの筈だと思う 錦織圭クンのテニス人生の決定的な分岐点を今夜の試合の恐怖と絶望と奇跡と歓喜と定めできることなら2019全豪オープンの優勝者に名前を刻めと言いたい残り少ない絶好のチャンスだと思うのだ
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by touseigama696
| 2019-01-15 17:21
| 〇スポーツ
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