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わたし流『桃青窯ベース』構想その② 作風変遷

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前回ご紹介した黒土に白化粧で
波状紋を配した大皿が始まりだった糸抜き技法
更に変化して白土に那須紺で染めた麦藁手など
糸抜きによる作品が殆どで過ごしてきた15年
小品もこの手で作り続けてきました


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公募展で目に触れる機会が増えて
それはそれで私のアイデンティティー

ただ最初からずっと糸抜きしかしていない
そう言うわけではないので
ここでは作風の変遷をご紹介してみようと思います

必ずしも時系列ではないが
こんなことをしていた時代もある
そういう意味でご覧いただければです


==『糸抜き技法』以前==

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そもそも2001年の日本陶芸展で
初出品初入選した作品がこの黑天目組鉢
だから世に出た最初の天目は
自分でも大事にしてきました

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天目に別の鉄釉を合わせたのがこれ
メタリックな鉄釉の変化が好きです


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これも天目の鉄釉合わせ
どちらも還元で焼いたもの


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同じ天目と鉄釉でも酸化で焼いた鉢
還元焼成による僅かに青味のかかった漆黒にくらべ
深いワインレッドを思わせる温かな黑
やや漆っぽい雰囲気も気に入ってます


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鉄絵梨灰釉ドラ鉢 搔き落としの葉紋
黄瀬戸の灰に梨灰を使ったとでも

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黄瀬戸に織部を合わせた茶碗
自作の釉薬ですが
黄瀬戸は以前のものと大分違います
調合が同じにならなくなってしまったのです


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これも黄瀬戸に織部の酒注

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御本手の粉ひき湯呑み
白くなくちゃ粉ひきじゃない
そういう意見もあるけど
紅斑を引く白も私は好きです

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これもそうですが
本焼きであと10度ほど温度を上げれば
この紅味消えてしまいます
1,200度超の世界での10度の差
窯は不思議な世界です

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白化粧を柄杓掛けにすることで
火間のようなムラがでた粉ひき
これは白が強いです


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土灰釉の皿
変哲もないがそこら辺が好きです


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飴釉の皿
後の糸抜きみたいな紋様ですが
これは櫛によるもの

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呉須の染付けによる湯呑み
後の糸抜き麦藁手湯呑みの前身かな
手描きのラフ紋様だけど
こんな感じが嫌いじゃありません


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鉄絵の御本手片口鉢
下手な絵だが だめかなぁ?


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確か白萩を掛けたと思う
鉄分の多い釉を下地にして重ねた筈です
釉も厚くて流れているが計算のうちでした

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黒土に白萩
青い器も結構好きです


旧房時代に使っていたガス窯を
電気窯に替えてしまったので
当時のままに再現できるか不安ですが
酸化で焼く今の仕事だけでなく
旧作を生かす還元焼成の復活
力仕事ではないけどもう一度窯焚き復習です





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by touseigama696 | 2018-12-28 07:37 | 〇わたしの流儀 | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696