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恥を知らぬエリートたち

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つきあいが始まって40年
親友の大工のクロちゃんのこと
このブログでも随分触れてきた
一寸した手直しでも
いつも気軽に引き受けてくれて
実に頼もしい助っ人である

そのクロちゃんのとこで
長いこと仕事していた〇ちゃんのこと
忘れたことはない

〇ちゃんには・・障害がある
普通ではない不自由さがあるが
その分・・ある局面では
健常者が逆立ちしても敵わない特技を持ってる
クロちゃんの仕事に
彼は欠かすことのできない大事なスタッフだった
「だった」と云うのは・・〇ちゃんの都合で
今はクロちゃんのとこにいないからだ

具体的なことは・・ここでは書くのよそう
彼の特技を目の当たりにすると
これを普通の若者に頼んだとして
果たしてやり遂げる者はいるだろか?
いつもそう思ってきた

誰かがやらねばならぬ大事な仕事
暑かろうが寒かろうが
彼が泣きを入れるのを見たことはない
自分が必要とされていることを知っていて
それを大事にしていたからだ

親方と一緒じゃなくても大丈夫な時は
「〇ちゃん!・・アルバイト頼むよ!」
「ハイハイ・・わかりました!」
「このお金・・貯金しとけよ!」
「ハイ!・・貯金しま~す!」
何度かこんなやり取りもあって
〇ちゃんの人柄は・・いつも穏やかで大好きだった
クロちゃんのところを離れてから
会える機会はなくなってしまった

どこかで元気に働いていてほしい
あの得意満面の笑顔を
今でも思い出す

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数日前の報道で
国が決めた障害者の雇用比率を定めた法律を
中央官庁の幾つもが・・長年にわたって
自らの手で水増しし・・誤魔化してきたのだそうだ

〇ちゃんがクロちゃんのところで働いたのも
その法律に・・親方が従ったからだった
そして
きちんと考えれば・・互いに補完できる
見事な雇用も生まれたのだ

当事者の官庁の担当者が
「突発的で長時間の仕事が多く
彼らでは無理が多いのも・・原因のひとつ」
というのを聞いて
この人たちが最初に雇用義務比率を決めたとき
障害者への何の思いやりもない数字でしかなかったのか?と
疑わざるを得なかった

健常者の自由度の下限で足切りをすれば
こんな法律・・成立する筈はない
自由度には欠けても・・健常者が及びもつかない異能に気づき
それを活かして貢献できる場面を探し・・提案するのが
役所の仕事じゃないか
そのために雇用義務を決め・・職業指導に当たるべきなのだ

根拠もない数字を設定し
それを民間に押しつけ・・まもらなければペナルティー
それでいて自らは水増しして誤魔化す
呆れて言葉もないが・・情けないなぁに尽きる

彼らが・・今なお
自分をエリートだと思っているなら
輪をかけて・・情けないの限りである


腱板断裂に伴う肩の痛み
可動域を失いつつある足首の覚束なさ
古傷の腰の痛み
整形外科的には満身創痍の我が身に・・いささか同情しつつ

それでも歳の割りにはまだ多少持続してる集中力を頼りに
昨日も・・加飾に明けて暮れた一日だった




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by touseigama696 | 2018-08-26 08:42 | ●世相あれこれ | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696