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合わせ繋ぎ壺の分解写真

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一昨日
合わせ繋ぎ壺を作りましたが
合わせの部分の写真を撮らなかったので
今日は・・教室の生徒さんにお願いして
分解写真にしてみました

半分の力で二倍の大きさを
アマ陶芸家にも・・もしかしたら興味あるかもで
ご紹介しますね

一個は4㌔の土で
径は16㌢高さ18㌢の屹立ちを
少し厚目に二本挽いて
一晩乾かしたものがこれです
ここから始まります

やや厚く挽いたのは
つなぎ目を壊さないように・・しかし
全体をストレートなシルエットにしたいので
削りに余裕を持ちたかったからです

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下半分の屹立ちの口に
櫛目を入れます
接着のためのどべを塗る準備


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予め作っておいたどべ
柔らか過ぎても硬くても具合悪く
今日のは丁度良い粘性でした


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櫛目に塗ってゆきます

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その上にヒモを一本回します
上と下の屹立ちを・・隙間なく接着させるためです

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ヒモの上にも櫛目を入れてどべを塗ります

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もうひとつの屹立ちの口で合わせます
自重に更に均等な力で圧力を加え
二個の屹立ちを少し沈ませて接着します

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接着面に細いヒモを挟んで補強します
後で削るときに隙間が出ないよう
繋ぎ目がやや盛り上がるくらいが適当です

この状態では・・写真にないのですが
天辺と底は・・どちらも蓋されていて
上下の区別ができていません

そこで天辺に穴を開けて
壁の厚みと同じまで削ってしまいます
これはただ上下を決めるためだけでなく
今しか内側に手が入れられませんから
今のうちに内側の繋ぎ目に圧力を加えて
しっかりと接着させるチャンスなのです

一枚おいて下の写真が
天辺を切った直後になります



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ヘラで均して平らを確保します
スポンジなどでよく拭いて
繋ぎが目立たないように修正しておきます

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天辺に穴を開けて
内側からも補正をしようとしています
見えませんが・・繋ぎ目もヘラで潰しました


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削ってしまった天辺に
新しい蓋を作ることにしました
蓋なしもあり得て好みですから
お好きなように・・でもあります

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ロクロ盤の上で
16㌢の径より少し大きい円盤を作り
櫛目を入れて・・ここでもどべです

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器体の天地を返して
新しい蓋の上に据えます
勿論少し圧力を加えますが
気をつけないと歪んだり割れたりします

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十分に接着したら
余分な土を削り取って均します

その上で・・乾燥の状態をチェックしながら
全体を粗削りしてラインを出してゆきます
高台削りも忘れないように・・です


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今日は・・ここまで
乾燥が進んだら・・仕上げ削りと
口の調整をします

今のところ無事に進行しています
暑いから乾燥も早そうで
油断すると事故もあるから
丁寧に進める必要があります





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by touseigama696 | 2018-07-21 21:38 | ●工房便り | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696