50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・
by touseigama696
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2017年 11月 08日
 これはいい加減な戯れに作られたものでなくいずれ名のある窯の作品で・・共箱に収まって我が家に伝わってきました 大して大きなものではありませんが取っ手が蔓なので土瓶というべきでしょうか何てったって・・注ぎ口が二個見慣れぬひとには・・やや違和感ありかな 蓋をとるとそれぞれに茶こし穴がありますから一方が飾りというわけではありません 最近テレビでグルメ番組を見てたりすると左手で箸を使うひとが多いのに気づきます私が子供の頃は・・直されたりしましたが今は・・自然のままにがいいようです ただ・・道具を使う必要があると利き手ごとに作られてないものもあってもしかしたら不自由かもと思っていましたがはさみ・包丁・なども出揃ってきたみたいで不自由は減っているかもしれません 半世紀も前にアメリカの学者によって提唱されたユニバーサル・デザインのコンセプトは 「誰もが身体的な条件を問われずに少ない負担で・・公平に簡単に使えるもの」ということだったようです そうしてみるとこの急須(土瓶)・・まさしくユニバーサルデザイン取っ手が横腹につく急須タイプだと なおのことこの両注ぎ口が生きるでしょうが蔓手であっても手首を振るだけで使い分けができそうです これを作った作家さんがユニバーサルデザインをご存じだったか知る由もありませんがもしかしたら・・遊び心だったとしてもそうした遊び心にこそ人へのいたわりが息づいていたりもします これを眺めながら・・そんなことを考えた朝でした
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by touseigama696
| 2017-11-08 09:26
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