2016年 10月 16日
挙句の果てに |
いびつに挽いたロクロは
削りでリスクを背負います
とりあえずは
ロクロに乗せて削れるところを削りますが
途中からは・・手削りを交えて
狙ったシルエットに誘導しようとします
危険なことは分かっていますが
壺の場合・・中が見えませんので
手取りの感触と勘を頼りに・・ギリギリを狙います
挙句の果てに・・この無残
かけた時間が・・途端に失われるってわけです
でも・・無難でやめてしまえば
狙ったシルエットは・・手に入りません
言うまでもなく・・迷ったら行け!
当然のセオリーだと思っています
そのためのリスクヘッジは
しくじっても・・すぐに使える二の矢があること
場合によっては三の矢だって四の矢だって・・です
歩留まりを上げるには・・手段はふたつ
圧倒的な慣れや技術力で・・失敗しないこと
もしくは
少々恰好悪かろうが・・重かろうが
安全地帯に踏みとどまって
「まぁ・・こんなもんかぁ!」でやめておくこと
勿論前者を目指すのが筋ですが
経過措置が・・二の矢作戦です
失敗を恐れず・・次々に挑むべし
ストックがあれば・・そう思えるのです
今日は・・二の矢群を削りました
撮るのを忘れましたが
どうやら無事に・・進んでいます
失敗で失う半日は・・やはり惜しいのですが
もしかしたら・・きっと・・多分
誰もが通る道なのじゃ・・なかろうかと
密かに期待してることなのです
「わたしだけじゃ・・ないはず??」
もしかしたら・・きっと・・多分
「ゼッタイにぃっ!!」
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by touseigama696
| 2016-10-16 00:19
| ●工房便り
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