人気ブログランキング |

「タブー」にしないために

d0085887_11341297.jpg
きりんの壷 「清廉潔白」16/04/25
nana-to-bo-suginuma.cocolog-nifty.com/

今朝・・いつものようにネットをサーフしていて
きりんさんのこの記事を読んだ

公募展についてまとう話題のひとつだが
案外タブーのようにして触れないことが多い
しかしタブーにしてしまえば・・ますます疑心暗鬼

「さて書こうかどうしようか迷いましたが
やはり書いておく事にします」
きりんさんが
そう前置きして書かれた意見に敬意を払い
ひとつの裏付けともいえそうな私見を
引用しておこう・・と思う

桃青窯696 「日本伝統工芸展の審査」15/09/18
http://touseigama.exblog.jp/22185806

あの日・・私は
審査講評を会場で聴いたひとり
落ちた展覧会だったが
充分に納得のゆく経緯で・・丁寧に審査し
疑念の生まれないよう・・慎重に配慮されていると
実感したのを覚えている

きりんさんのご主人の井戸川さんは
この第62回 日本伝統工芸展で
最高賞を受賞したのだった

満票なら自動的に・・でもなく
満票でなくとも・・白熱した議論の末にならとか
一点の作品が訴える力を・・決して読み違えまいと
何度も何度も・・熟視と議論と投票を重ねる経緯を
応募作品の写真とデーターを
モニターで紹介しながらの詳細な解説に
会場の作家たちは・・しんとして聞き入ったのだった

もし・・この席に同席すれば
長いこと風聞でしかない噂が・・それこそ
噂に過ぎないことを・・目の当たりにできるはずだ
d0085887_11285366.jpg
私がアマチュアだったころ
それこそ雲の上の展覧会だと思っていて
この展覧会に通るには
それなりの師匠についてないと無理
そうした話を聞いたことがある
昔から・・そう言われていたようだ

しかしあれから15年になるだろうか
師匠を持たぬ独学の私は
まったく何のつてもなく応募し
どなたに挨拶するでなく
どなたの作品を購入するでもなく
4回の本選入選を経て・・正会員にもなれた

4回目を通ったときの感激は・・今でも忘れないが
その喜びは
「自力」を認めてもらえたことに尽きるのだった

つい先日書いた小山耕一さんは
あの日・・困って質問した釉のことについて
寛大にも・・あっさりと教えてくださった
こうした助言が・・私の明日を作るとすれば
「つて」だの「ひき」だのの狭量の世界ではない

もし展覧会が情実で支配されたら
間違いなく作る者も見る者も減る
作家は・誰もそれを望みはしないのである



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!

Commented at 2016-04-26 18:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 夢工房あすか at 2016-04-26 22:16 x
甥の結婚式があり上京したので、三越本店の東日本伝統工芸展に行き
桃青窯さんの作品「糸抜き波状紋皿」を拝見することが出来ました!
穏やかに起伏する波と、その先に広がる水平線が、
呉須でしょうか、深みのある藍色で表現されていて素敵でした!!

又、本やDVDでお見かけする小山耕一さんの作品も
和紙の上にほんのりと桃色が差しているようで、
四方鉢のフォルムや加飾の構図にも新鮮なイメージを受けました。
そして、工房を訪ねたことがある神谷紀雄さんの
秋海棠の作品も背景に青い空や青海波を連想させるもので、
それぞれの作品に新たなイメージが加えられているように思えました。
専門的な知識は持ち合わせていませんので、私の直感的なイメージです。
Commented by touseigama696 at 2016-04-27 07:26
鍵コメさん
ありがとうございます
おっしゃることわかります
確かにそうした例もあるでしょうね
でも私は一度も嫌な思いをしたことがありません
大方はきっと問題なしなんだと思いたいですね
Commented by touseigama696 at 2016-04-27 07:30
夢工房あすかさん
ありがとうございます
ご覧くださった由 多謝です
ゴスも使ってますが自作のコバルト顔料です
踏襲と変化の狭間で自分の個性をどう作ってゆくか
小山さんや神谷さんの作品からも
いつも勉強させてもらっています
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by touseigama696 | 2016-04-26 13:24 | ○陶芸雑感 | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696