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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

轆轤挽く・・

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轆轤挽く指滑らかに春隣り 哲郎
ろくろひくゆびすべらかにはるとなり


春の訪れは・・
ひとそれぞれの兆しがあるもんだ
何に春を思うか
俳句は・・
そうした感性を気づかせてくれる

私の場合
陶芸に転じて以来・・20年
それはいつでも手指だった

木枯らしの晩秋の頃に
ある朝指が割れ・・痛い冬になる
あかぎれ
土に触れれば避けようのない宿敵
ボタンをかけるのさえ痛い日々が続くのだ

筋肉の痛みなら・・続ければ治る
だが
あかぎれは・・ひどくなるばかりだ

そして・・ある朝
それこそ魔法の手にかかったように
傷口が閉じ・・痛みが消える
大抵は・・3月の声を聞く頃である

今年は・・いつもより少し早かった
むきになって仕事しなかったせいもあるが
暖冬のせいが多かろう

轆轤を挽けば・・指は滑らかだ
痛くない指は
痛みを避ける必要もなく
軽やかに自在に動く
大したことじゃないが
それが嬉しくて・・春隣りを感じるのだ



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by touseigama696 | 2016-03-01 05:21 | ●俳句 | Comments(2)
Commented by 夢工房あすか at 2016-03-01 12:14 x
俳句の知識もないのですが、テレビのプレパトの
「天才か凡人か、才能なしか」が大好きで教室指導の合間によく見てます。
歯切れのよい夏井いつき先生の大阪弁の解説になるほどと感嘆していますが、
先日の俳句に先生が昇格点を出した上級者の梅沢冨美男さんの俳句があります。
冬景色の写真から詠んだ句でしたが、
「かやぶきの 垂水にそまる あおいそら」
だったように思います。情景が目に浮かぶいい句だなあと感心したのですが、
この俳句をもじって、そして桃青窯さんにならって、
「ろくろ挽く 器をてらす 春の音」・・・お粗末でした。
Commented by touseigama696 at 2016-03-02 06:40
夢工房あすか さん
ありがとうございます
その番組見たことありますよ
なかなか辛口の添削・・面白いです
俳句は省略の極致・・とても勉強になりますね
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