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第6回 菊池ビエンナーレ展

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窯を焚いた翌日って・・工房にいると
午後からは・・やたら気になるもので
温度が下がってくると・・つい見たくなる
勿論・・そうしない方が良いわけで
だから・・外出するのがいい
以前は・・笠間・益子に仕入れに行ったりしたが
昨日は展覧会を見ながら・・歩いた

この美術館を訪ねたのは・・久しぶりのこと
図録で遡ってみたら・・2009年の第3回展で
私も入選したことがあって・・何度もここに来た
あれから6年が過ぎたが・・懐かしい場所だ

米国大使館の脇を過ぎて・・ホテル・オオクラの裏
都心の真っただ中に・・実に閑静な美術館である
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この展覧会は・・50点位しか入選できないが
その分・・入選作の展示は実に丁寧で
一点一点・・広いスペースと照明が与えられ
美しく見えるよう・・演出されている
3ケ月もの長期開催なので・・集中して混むこともなく
ゆったりと鑑賞できるのは・・公募展としては珍しい

50点というのは・・丁寧に観るにも好都合である
ひとつひとつ・・じっくりと見せていただいた
「現代陶芸の今」・・主催者のコンセプトが分る
回を重ねるごとに・・若い作家が増えている気がする
40’・50’が減り・・70’・80’代生まれが主力
伝統は・・「たった今」に揉まれて変貌を遂げる
眼前にあるのは・・その「たった今」なのだと思う

拝見しながら直感したもの・・それは
「できないことが・・出来てる!」ってことだ
作ろうという強い意欲がなければ・・
これは出来ない・・そう思う作品が幾つもある

審査は・・他者の目には違いないが
しかし・・作品に込めた意思は作家のもの
「意志」で作ろうとする「意思」は・・
できそうにない難技を可能にしてくれるのだ
通る通らないは・・ある局面での一瞬の輪切り
大したことじゃないのかもしれない
意思に意志があれば・・やがて結実する
上質な展覧会があってくれるお蔭で
意思に意志を持ち続けることができるのだ

ここにたどり着くまでに・・
数えきれない苦労があったろうな
そうとしか思えない確かな技を見ながら
来年は・・もう一度挑戦してみようかな

虎の門の美術館から・・銀座経由で人形町まで
ほぼ13km・・こんなことなど考えながら
歩き通して・・帰宅したのだった

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Commented by 夢工房あすか at 2016-02-03 12:23 x
菊地寛実・智美術館はいいですね。
展示のディスプレイも素晴らしく、
器を最大限に引き出すように照明をあててますね。
桃青窯さんの作品も温もりのある空間に溶け込んでいたことでしょう。
今回の展示会も魅力的ですね。現代の陶芸の今ですか!

私はこの美術館が好きで、開館当時からよく行ってました。
都会の喧騒を忘れさせる雰囲気で、作品を2,3回ほど鑑賞した後は、
一階の静かなレストランでぼけっとコーヒーブレークするのが楽しみでした。
その中庭と隣りの明治時代の館ではすずめが楽しそうにいつも遊んでましたね。
数年前までは、中庭の前方には不思議にも高層ビルがなかったのですが、
昨年、孫の小学校の入学式で上京した折に訪ねた時は、
高層ビルが建ってましたね。雰囲気は以前のままでした。

名残惜しみながら入口を出たらベンツが横付けされて、
品のある初老の女性とご高齢の女性が降りてこられましたが、
この方が智さんなのでしょう。そう思いながら美術館を後にしました。
Commented by touseigama696 at 2016-02-04 05:21
夢工房あすか さん
ありがとうございます
理事長さんにはパーティでお目にかかりましたが
仰る通り上品な女性でしたよ

この美術館のレストランは私も好きですが
今回は時間も遅かったのでスルーでした
また挑戦してみようかと思いながらも
作れるかなぁ・・?でもあります(苦笑)
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by touseigama696 | 2016-02-03 04:39 | ○展覧会 | Comments(2)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696