人気ブログランキング |

湿台・・激励

d0085887_20531087.jpg

湿台・・これでシッタと読む
削りの時に・・器を乗せて浮かし
外側を押さえずに・・万遍なく削る道具

器の形状に応じて・・色々なタイプがある
あるというより・・自分で作るのである
場合によると・・靴屋さんの木型のように
定番で使用することにもなる
d0085887_20532412.jpg

今まで・・ついつい面倒で
植木鉢で代用してみたり
必要に応じて・・生湿台を作り
作業が終われば・・壊してしまった

同じ生までも・・即席は湿性が多過ぎる
そこそこ乾燥して芯がでてくれないと困る
期するところがあり・・自ら叱咤激励して
生湿台を作って保存する気になった

使い勝手の良い湿台があれば
安心して正確な削りができる
高速回転にも耐え・・薄くてきれいな面作りには
ピッタリとした湿台が大事なのである
d0085887_20533615.jpg

当面・・ロクロの前で考えてることは
極く標準的な形状を・・徹底的にきれいに挽くこと
そして・・同じく徹底的にきれいに削ること
それが・・望ましい器になるかならないか
そこは後回しだ・・形・厚み・重さ・調和
必要なだけたっぷり時間をかけて
どこにも矛盾や破綻のない結果を探してみたい
d0085887_20535582.jpg

そこまでの作業の中に・・独創や個性はない
あるとすれば・・それは無駄な贅肉に過ぎない
不要なものを個性と思うのは・・錯覚だ

徹底的に無駄を削ぎ・・標準を見つめた挙句に
もしかしたら・・ほんのちょっぴり手が伸びる
その瞬間に動く僅かなアンバランスが
個性を呼ぶのじゃなかろうか
不要なものは何もない・・だけど何かが動いた
そんな気分を味わってみたい気がする
d0085887_20541212.jpg

これは・・私のたてた一つの仮説である
確信があってのことじゃないが
確信のもてるものなど・・何もない世界だ
試して損はなかろう




人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by touseigama696 | 2015-10-23 21:47 | ○陶芸雑感 | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696