2015年 03月 24日
一丁倫敦 |
先日・・同じ場所でみる「江戸と東京」にふれた
今日の一枚には・・「明治と平成」が写っている
後ろが平成で・・手前が明治だ
かつて・・この辺りが「一丁倫敦」と言われていた時代
赤煉瓦で建てられた同じ建物が・・並んでいて
それがロンドンを模したことから・・そう言われた
私が若い頃は・・まだ残っていて使われていた
入ったこともあるが・・狭くて暗かった
この写真の三菱1号館は・・復刻版
近年になって建てられた
周囲を巨大な最新ビルに囲まれて
往時の威容はないが・・丸の内の象徴
独特の雰囲気を漂わせている
見た目は明治だが・・中は平成
ここでも・・歴史が同居してる
美術館があったり・・お洒落な店や
カフェレストランもあって・・都会のオアシスだ
一丁倫敦が・・取り壊されたのは1968年
その数年前・・初めてロンドンを訪ね
本場の「全丁倫敦」・・さすがに大英帝国の首都
それこそその偉容に・・圧倒されたのだった
追いつけ追い越せで・・頑張った明治
当時のあこがれのようなものを・・感じる
あこがれるものがあることは・・とても大事だ
今の時代・・日本は何にあこがれるのか
豊かさの陰で失われてゆくもの
「あこがれ」は・・そのひとつかもしれない
応援してくださる方・・クリックしてネ!
by touseigama696
| 2015-03-24 05:46
| ●フォト散歩
|
Comments(0)