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異業に学ぶ

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いつものことだが・・目が覚めたら
点けっ放しのTVで・・回転競技を放映していた
自分では滑れないが・・見るのは好き

大昔・・番組取材で
スラロームの選手の話を聞いたことがある
設定された旗門の間を・・最速で通過するタイム競技だが
レース前に・・選手とコーチは旗門脇を通って
攻め方をシュミレーションできるルールになっている

「このインスぺクションで・・きっちりイメージするのは
最短で通り抜けるための・・コース取りとリズムづくり
滑りながら決めるようでは勝てません
最初から最後まで・・イメージしたコースを
いかにスムーズなリズムで滑れるか・・なのです」


最短を最速でとなると・・見て滑るでは間に合わない
あらかじめイメージしたリズムで・・体とスキーを操作する
ファンダメンタルな技術に優れることが
インスぺクションでのイメージを豊富にさせ
選択できるルートが・・より鋭いものになるわけだ

「基本になる技術をきっちり身につけ
目で追わず・・リズムで滑ったり・走ったり・飛ばしたり」
プロのアスリートたちに共通するものは・・これだ
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この波状紋を・・糸で貼るとき
最初に心がけたのは・・この回転競技のスキーだった
糸を持った右手を・・皿の左端から右に向かって
滑るように走らせるが・・目で追えば糸が揺らぐのだ
当然・・すっきりとしたシュプールにはならない

そこで直前の1本を見て・・次はどうするを決め
決めたら・・その旗門(ここでは波頭になるが)で
エッジを立てるように・・糸を曲げる
自分の拳が邪魔して・・ゴールは見えないが
確か今だ!・・滑らせながら向きを変えることになる

スラローマーから学んだものは生きてる
異業に学ぶ・・
テレビ時代におつき合いさせてもらった
色々なプロたちの・・色々な驚異
私には・・大事な財産なのである
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昨日・・これに彩色を始めた
二色で塗り分けるだけだが・・真ん中から始めた
これも異業から学んだひとつ・・囲碁からである

最初から最後まで・・という言葉の響きは
端から端まで・・と言ってるようにも聞こえる
勿論それも正当な手順だが

どこから手をつけるかは・・もっと広い視野
つまり大局に立って考えよ
ど真ん中から始めたほうが美しいと・・思えたら
真ん中から始めればいいのだ・・囲碁でいえば天元

皿の彩色の場合・・真ん中を美しくしたいから
そこに起点を置いて・・配色の良し悪しを考える
これは2色だからいいが・・幾何紋の多色使いは・・
うっかりすると辻褄が合わなくなる
真ん中から始めて・・真ん中を壊すことはない

囲碁でいえば・・隅の定石を熟知したうえで
定石にとらわれず・・盤面を広く使え
これも・・案外意味の深い教えだと思っている

優れたプロは・・異業から多くを学んでいる
そういうプロから教えられるものも・・同じだ
陶芸の専用道具からだけで・・良い作品はできない
これも使える!!・・それが異業なのだ



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Commented by kuma at 2015-02-12 16:19 x
ここしばらく作品の写真を拝見しているだけでしたが、
最後はやっぱり、意志の力だと感じました。
強い意志が、作品に迫力を与えているのだと思います。
アスリートとの共通点も、そこにあるのではないかと…笑
Commented by キング at 2015-02-13 00:53 x
桃青窯さんにあこがれて日本陶芸展に出品したのですが選外でした・・
以前のブログに陶芸家に最も大事な資質は選外に慣れることと書いてありましたね。
それを薬にしてまた入選を目指そうと思います。
Commented by touseigama696 at 2015-02-13 06:09
kumaさん
ありがとうございます
意志が必要になる局面に自分を追いやる
それも案外大事な手法かもですね
そんなつもりでやっています
Commented by touseigama696 at 2015-02-13 06:13
キングさん
ありがとうございます
日本陶芸展・・残念でしたね
でも簡単には入れてくれないだけに
その分・・通った時の悦びは大きいもので
それを楽しみに頑張りましょう
今年までは出品を断念してきましたが
次回はまた挑戦するつもりでいます
会場でお目にかかれるよう・・
私も精進します
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by touseigama696 | 2015-02-12 05:32 | ○陶芸雑感 | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696