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教える・・って

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陶芸教室にも・・色々なタイプがある

手捻り中心と・・ろくろ中心もそうだし
浅く広く教えるものと・・狭く深く教えるタイプもある
週一回月四回型がある一方・・チケットで随時もある
多分・・決定的な優劣はない
生徒さんの好みや都合で選べばそれでいいんだろう

私の場合・・この三つのカテゴリーでいえば
ロクロで教え・・なるべく狭く深くにしたくて
だから・・週一原則を貫いてきた

どうしてか?・・すこし書いてみようと思う
ロクロで教えるのは・・
単に私が手捻りを得意としてないだけ

なるべく狭く深く教える・・というのは
私なりの意味があってことである

「何でもやってみたが・・どれも身についていない」
一定期間を経て・・そうなることを望ましいと思わないからだ
例えば・・1年で12のカリキュラムを組むとすると
毎月違う技法やモチーフの変化が生まれる
わくわくするだろうし・・楽しかろうとは思う
しかし・・楽しかったと上手くなったはやはり違う

一方で・・1年をひとつのカリキュラムで進むとしたら
途中で飽きても不思議じゃない
それでも我慢を強いてると・・嫌気がさして止めたくもなる
そうした時期を・・一緒にどう過ごしてゆくか
いずれ手にするものを・・旨く想像させてあげること
教えることの中で・・これが一番大事だし
一番難しいことでもある

だから・・もしそこを乗り越えられたとしたら
自分が・・結構上手になったのが自覚できて
その喜びは・・変化のわくわくとは別のものなのだ

その我慢の時期を・・基礎・基本の期間と考えている
もしたった一つの技術でも・・深く使えるようになると
その先は・・教えなくても応用が利いてくる
大事なことは・・多彩な技術を単発的に覚えるのではなく
次々に応用に気づいて・・自ら発見してゆくプロセスなのである

多少きつくても・・定期的にロクロの前に座り
一定のリズムで陶芸に取り組む構えも大事で
気分次第な随時制を否定してもきたのだった

この写真の・・「掻き落としアラベスク紋大皿」
勿論私の作品ではない・・生徒の〇原さんのもの
この技法に取り組みだした最初
掻き落とし技法がどういうものかは・・教えた
だが・・その先ここまでは彼の努力である

とっくに基本はできていたし
技法は違っても・・私の「糸抜き技法」を観察もして
どこを改善すれば・・完成度に貢献するか
しっかりと自覚できていたから・・進歩は早い

教えるのは技術ではない・・自ら発見して
その高みに向かう道を作る時間を
遠からずの場所から・・見ててあげることだ

彼が・・60cmからの大皿を挽き始めれば
やがて秋・・出品が近づくことになる
新しい窯の調整を急がねばなるまい

「役員レースで負けたらさ・・陶芸家になれば!」
時々こんなこと言ってからかうのだが
彼は・・勝ちそうな気がする
物事への取り組み方は・・どこでも同じだと思うからだ



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Commented by kuma at 2014-07-14 19:08 x
ある陶芸作家の先生に言われたことあります。
広く浅くを捨て、狭く深くを早い段階で決断すれば、
覚醒できる…と、
週に1回でも、必ずロクロの前に座り、悩み、考え、
高みを目指していれば、何とかなるのではないかと…
Commented by touseigama696 at 2014-07-15 10:37
kumaさん
ありがとうございます
そう思って・・やってきました
自分の進歩はなかなか
自分の目に見えないものですが
じっと我慢してるとある日突然に
わかったりして・・嬉しいものです
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by touseigama696 | 2014-07-13 21:55 | ○陶芸教室 | Comments(2)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696