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物の場所

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まだ全部を出し切れてはないはずだけど
今まで手元においてあったコレクション
色々な作家さんの作品である

「今度はどこに置いておこう?」・・とりあえず
テーブルと書架の上段に仮り置きして・・考えた
物の場所についてである

絵を掛けるというなら・・ある程場所は決まる
「然るべき壁」「目につく場所」・・それでいいはずだ
絵は・・鑑賞するためだからだ

しかし・・「やきもの」となると些か違う
鑑賞もできるが・・使うこともある
画家が別の画家の絵を・・手に取って
何かを探るってことはないだろうが
「やきもの」では・・それもある
手に取って感じるものが・・
次の自分の制作の大事なヒントになることは
しばしば経験することである

今にして思えば・・旧居のころ・・
作品を書架の安定した棚に置いてた
言ってみれば・・飾っておくが如きだった
勿論・・時々手にしたり使ったりもしたが
その場所を変えねばならないことは殆どない
仮り置きではないからだ

今仮り置きしてみて・・気づくのは
しょっちゅう触って動かすことになる
仮り置きの故に違いない
とこかに本格的に置いたら・・少なくとも
手に取る機会は・・減るかもしれない

なら仮り置きのままにしておこう
いつヒントが舞い降りてくれるのか
触れてる機会が多ければ多いほど
そのチャンスは増えるはずだ

幾つもの個展に伺い
こころに響くものがあっていただいてきた作品
手に取ってさわっていれば
鑑賞とは異質の「学び」が生まれる

器は手に取るもの・・そして使うもの
そう思ってきたことだが・・改めてそう思う

仮り置き・・人生だってきっと同じ
今の自分は・・仮り置きなのだと思うべきなのだろう
「仮り置き」に対して「本置き」というのがあるとすれば
それが・・「終焉」ってことじゃなかろうか
死ぬまではいつでも仮り置き・・そういうことだ



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Commented by 夢工房あすか at 2014-05-20 11:19 x
愉しい時ですね!
桃青窯さんのこれまでの陶芸活動の蓄積が、新しい工房に、
一つひとつ見事に昇華されていますね! 素晴らしい!!
これからも楽しみにブログを拝見させていただきます。
体をいたわりつつ明日に向けて頑張ってください。

私は、9年前に住まいを改装して陶芸教室を開き、陶芸の基本を伝えてきました。
生徒さんたちも熱心に陶芸に励んでおられます。生徒さんたちは、個展を開いたり、
十数人でフリーマーケットに出品したり、窯業地を見学したり、花見やバーベキュー
パーティーを開いたり、思いおもいに行動範囲を拡げています。嬉しいことです。

私は、これまで指導してきた陶芸の作法をまとめて、本を上梓したいと思っています。
知見もキャリアもありませんが、恥も外聞もない歳だからやってみようと思っています。
早い時期に実現させたいと思い執筆を始めました。どんな本になるのやら・・・??
Commented by touseigama696 at 2014-05-21 00:31
夢工房あすかさん
ありがとうございます
ご活躍の様子・・拝見しました
9年での実績は・・すごいですね
その上・・これから執筆上梓の予定とか
素晴らしいですね
是非・・読ませくださいね
Commented by kuma at 2014-05-21 15:35 x
手にとって観る、触ることで閃くことって結構あると思います。
昔、自分の作った未熟なものでも、手にとってじっくり観ると、
現在の作風に生かすことが出来るもんだと、最近思いました。
ただ、みればみるほど、過去のものは恥ずかしい…です(笑)
Commented by touseigama696 at 2014-05-22 06:43
kumaさん
ありがとうございます
過去の作品が恥ずかしいのは
それだけ進化した証拠でもあるから
その進歩のほうを評価すべきでしょうね

あれ以上のものは・・もう作れていない
そういう日がきたら・・
その日まで・・お互いに頑張ることにしましょう
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by touseigama696 | 2014-05-20 07:17 | ●コレクション | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696