2014年 03月 07日
暮れなずむ・・ |

暮れなずむ黙ゆらゆらと沈丁花 哲郎
くれなずむ もだゆらゆらとじんちょうげ
人通りの少ない夕まづめ・・静けさのなかに
まるで移り香のように沈丁花が匂って・・春が漂う
毎年同じ香りは誰が調合するんだろ・・思えば不思議だ
転居が迫り・・動力を落とし道具を荷造りし始めた
陶芸のできない陶芸家・・しばらくは手持無沙汰だ
そのせいか・・
長いこと離れている俳句を手探りしてみたり
俳句って・・重いものはなし汚れるものもない
頭は忙しいが・・身体はのんびり
やれば面白いけど・・遥かなる道なのは一緒
ちょっとだけ楽しみながら・・工房の再建に向かおう
細かいスケジュールを考え始めている
体力勝負の毎日が・・しばらく続く
体調の維持が一番・・早寝に努める昨今である

by touseigama696
| 2014-03-07 00:10
| ●俳句
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