人気ブログランキング |

北極通過記念証

d0085887_2342048.jpg

紙ゴミ予定の山の中から・・
「北極通過記念証」が出てきました
B4サイズを少し大きくした厚紙で・・
棟方志功の作品で・・デザインされてます

これをもらった旅の日のことは覚えています
私の初めての海外旅行だったからです

今では・・こんな悠長なことしてないんでしょうね
毎日とんでもない数の旅行者が乗ってるんだもの・・と
そんな感慨に浸っていて・・ふと気づきました

今では・・この証明書は出せないんです
飛行機が北極を通過しないんですもんね
d0085887_2342865.jpg

タイプされた内容を見ると・・1965年11月12日
あなたが搭乗した日本航空DC-8松島号は
アンカレッジ-ハンブルグ間で北極を通過した・・とあります

当時・・日本からヨーロッパに飛行しようとすると
北回りと南回りの・・二つのルートがありました
北回りは・・羽田からアラスカのアンカレッジまで8時間ほど飛び
そこで給油して・・また8時間ほどで欧州各地へ飛んだのです・・
全部で17~8時間ほどの旅でした

一方南回りは・・羽田-欧州各地を香港を最初に
東南アジア・中近東の各地を転々と給油しながら
24~5時間かけた長旅を強いたのです

この通過証の1965年(昭和40年)から数年後・・
モスクワ経由のシベリアルートが出来て
ヨーロッパ路線が12時間ほどに短縮されました
飛行機嫌いになっていた私は・・
それがホントに嬉しかったのを・・覚えています

この1965年の旅は・・行きは北回りでしたが
帰りは・・カイロから25時間で南回り
死ぬほど窮屈な飛行でした
というのも・・ジャンボなどありませんでしたから
DC-8の狭い機内・座席に押し込まれてだったのです

おまけに・・座席のモニターで映画だの
パソコンゲームなどがあったわけでなし
精々本を読んで・・音楽を聞くくらい
退屈至極な移動でした

お酒を飲んで・・グウグウ寝られるひとが
実に羨ましい・・と思ったものです

今は・・北回りも南回りもないようです
そうしてみると・・一回の旅で
両方を飛んだこの旅は・・今となれば記念すべきもの

フルフラットでゆったり寝ながら飛べるらしい
今のリッチな旅は・・想像を越えるものです

東海道を2週間かけて脚で歩いた江戸の旅人が
たった19時間で東京-大阪を疾走したつばめ号を
驚嘆の目で驚くようなもんでしょうか

北極通過記念証・・
予定通り紙ゴミにするか・・残しておくか
さて・・どうしたもんかな?



人気ブログランキングへ応援してくださる方・・クリックしてネ!
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by touseigama696 | 2013-11-21 01:06 | ○未分類 | Comments(0)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696