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「無為」は「無策」に非ず

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この八客の飯茶碗・・
信楽の極く普通の赤土をロクロで挽き
あっさりと・・わら灰釉を掛けて酸化で焼いた
教室の杉〇さんの作品である

そう長いキャリアではないが・・
毎週・・楽しそうにでも一所懸命ロクロを挽き
飽きずに繰り返して・・同寸同姿を分かりかけている

この茶碗・・見かけはあっさりかもしれない
だから・・何か加飾してみたくなったり
釉掛けに・・複雑な手を加えてみたくなったり
そうすりゃ・・見栄えがよくなったり
面白くなったりする・・って考えるひともいる
ほっとけば・・
無為無策に映るかもしれないことを怖れるから・・

でも・・無為は無策とは限らない
何も特別なことをしないことが・・
大事な「策」であることもある

その場合の「策」とは・・
ロクロで挽いた姿が美しいことだ

真っすぐな気持ちで・・素直に挽いたロクロ
その姿が生き生きとしてれば
後は・・何もしない方がいい
使ってみれば・・使い続けてみれば
きっと・・それは証明される

杉〇さんの作品を眺めていて・・そう思う



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Commented by kuma at 2013-10-04 12:47 x
真っすぐな気持ちで・・素直に挽いたロクロ…
最近、この意味がやっとわかった気がします。
ロクロの前に座ったときの気持ちが、器の姿に反映するということ。
上手く作ろうとか、ねらってやろうとか考えていると、
足元をすくわれます。
ただ、無心に、ひたすら無心に…
あとは指先が、気持ちに追いつくかどうかです(笑)

Commented by touseigama696 at 2013-10-05 23:19
kumaさん
ありがとうございます
身体は繰り返して鍛えることで
かなりこころのままに動くようになれるものだと
私は信じています

無心というのは・・無意識ではなく・・
裏付けられた自信・・じゃないでしょうか・・
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by touseigama696 | 2013-10-04 10:06 | ○陶芸雑感 | Comments(2)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696