2012年 11月 11日
亀板返し・・ |
大物を挽けば・・当然だけど
裏返して高台を削ることになります
ところが・・大物だけに重い
これも15kg・・やはり重いのです
そう言う場合・・「亀板返し」と称して
以下・・駒送りでご披露することにしました
ロクロ挽きの直後に・・
しっぴきで底を切ることはしません
鉢の底と・・亀板が密着してないと
これはできないからです
もし・・しっかりと粘着してないと
返し終わるころに・・ドサッと落下する羽目になります
しっかり亀板を掴み
静かに・・前方に返してゆきます
重いからといって・・慌てると
負荷がかかって・・落下します
息を詰めて・・そっとです
ここからが・・正念場
何度もやってることですが
やはり・・スリリングです
脇を締めて・・腕力だけで支えます
一番危険なタイミング・・失敗するとすればここ
もしはずれると・・
反動で身体が後ろに倒れかねません
ここまでくれば・・
底と板の密着度が・・手に響きますので
大丈夫だろうと・・思えてきます
でも油断大敵・・最後まで静かにゆっくりです
下の亀板に着地する瞬間は
口縁部が・・水平でないといけません
斜めにぶつかると・・口が曲がるからです
どうやら・・無事に着地しました
ほっとする一瞬です
少し乾燥も進んでいますので
ピアノ線を使ったしっぴきで・・切り離します
高台部分の径は・・25cm弱
切り離してみると・・よくぞもってくれたと
粘土の粘土たる所以かもしれません
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by touseigama696
| 2012-11-11 01:17
| ●工房便り
|
Comments(4)
腕の筋肉と筋!
息を止めてらっしゃいますね。
神経をものすごく使う、、重労働です、、
息を止めて見ていました、、
息を止めてらっしゃいますね。
神経をものすごく使う、、重労働です、、
息を止めて見ていました、、
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Commented
by
touseigama696 at 2012-11-11 23:19
はるこさん
ありがとうございます
殆ど失敗したことはないのですが
でも・・返す度にヒヤヒヤします・・苦笑
筋力の衰えを感じたりするのは
こうした場面かもしれません
持った瞬間に・・
やれるかやれないか・・直感しますが
重さに負ける日も・・遠からずかもしれません
コツでカバーしながらの日々です
ありがとうございます
殆ど失敗したことはないのですが
でも・・返す度にヒヤヒヤします・・苦笑
筋力の衰えを感じたりするのは
こうした場面かもしれません
持った瞬間に・・
やれるかやれないか・・直感しますが
重さに負ける日も・・遠からずかもしれません
コツでカバーしながらの日々です
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by
touseigama696 at 2012-11-11 23:22
moon-ponさん
ありがとうございます
身体を使って持てるならいいのですが
鉢はまだ柔らかいので
身体を使わず腕の力だけでするので
余計に重さをかんじるのでしょうね
スリルのある作業です・・笑
ありがとうございます
身体を使って持てるならいいのですが
鉢はまだ柔らかいので
身体を使わず腕の力だけでするので
余計に重さをかんじるのでしょうね
スリルのある作業です・・笑