2012年 06月 23日
時々・・「時」は |
5~6年前・・腰の手術を受けた数日後の深夜
入院中のベッドで・・腹部の激痛で目が覚め
七転八倒の末・・整形外科病院から
地元の私立病院に・・救急車で運ばれた
しばらくして医師の宣告は・・「開腹手術による胆嚢切除」
入院をハシゴして・・二度の全麻手術を受けた
後になれば・・たった一カ月ちょっとのハシゴ入院だったが
まるで・・半年もいたような長い長い時間だった
一日24時間は・・どこにいても同じはずだが
何処にいて何をしてるかで・・まるで違う
体感時間・・人生はこれに支配されている
工房にいて・・こんなことしてると
あっという間に一日が過ぎて・・約束が追いかけてくる
6月に入って・・まだ一週間くらいの実感しかないのに
暦は・・もうあと一週間だと告げている
「まだ」と「もう」・・それが体感時間の違い
一日にできることが・・随分と減ったような気がするが
こうして並べてみれば・・やってはいる
ただ量的に捗らない・・手間がかかるということなんだろうが
失われてゆく手早さ・・きっとそれが「老い」ってやつだ
今日が69歳最後の日・・明日は古稀というわけだ
生きていさえすれば・・誰にでも自動的な定刻
淡々と受け入れて・・普段通りに暮せばいい
ちょっぴり・・赤を混ぜて華やいでみた
日中・・糸を貼ったり釉を掛けたり
焼成の準備に時間を取られたが
その間・・乾燥させておいた昨日の皿がほどほどに
そこで・・夜は削った
粗削りには頃合い・・もう少し乾燥したら
丁寧に仕上げ削りをする予定
「予定」は沢山あって・・それに追いかけられている
このあっという間の時間を・・なが~くするには
ロクロ持って入院するっきゃないか・・苦笑
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by touseigama696
| 2012-06-23 05:29
| ●エッセイ
|
Comments(2)
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by
harukob1 at 2012-06-24 12:54
この赤、印象的だなぁ と思ったら意識された赤なんですね!
心に残る赤色です!
心に残る赤色です!
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touseigama696 at 2012-06-25 05:23