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お手洗い

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いきなり・・「お手洗い」
いささか野暮な書きだしになりそうで
まずは・・成り行きを少々
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昨日の午前中・・
大阪の中之島にあるココにいました
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そして・・これを鑑賞していました
国宝の「油滴天目茶碗」
一度は・・目にしておきたかった名品
約束事に従った天目形
さすがに・・美しい茶碗です

マイセンの特別展も見ました
知ってるようで知らないマイセンの生い立ち
それもびっくりで・・勉強になりました
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そして・・午後はここにいました
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名工河井寛次郎が・・
80年前に・・この著書で・・
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こう書きはじめていますが
その相野駅で出迎えのバスに乗り
丘をひとつ越えて・・立杭の町に
この美術館があります
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広大な敷地に・・ゆったりとしたたたずまい
古窯丹波焼きの・・お膝元
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美術館主催の祝い事があって
記念講演会の後・・テラスで
パーティーが開かれました

猫の背のような丹波の山のふもとに
丹波の窯元の建屋が・・連なっています
二度目の訪問でした
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アカデミックな話は・・別に譲るとして
今朝は・・「お手洗い」考をメイン・ディッシュに・・笑

このフォトは・・大阪駅の駅中街道での一枚
当然ながら・・この目印を探していたときのことです

近頃の駅舎は・・めちゃ広くて複雑
適切な標識がないと・・どこにいてどこに行けるか
さっぱり・・判りません

毎日そこを使い慣れた乗客には・・
体験的な情報の蓄積があるから
もしかしたら・・不思議ではないのかもですが

旅人・・それも少々老いたる旅人には
駅舎の中は・・迷路そのままです

このお手洗いの目印・・
見つけてほっとしたのも束の間
矢印に従って歩いたのですが
いっかなみつかりません
多分200メ^トルは歩いた筈です

先は・・まだ当分迷路が続きます
それなのに・・次の目印はありません
きっと・・もっと先だと暗示してるのでしょう

なんてたって・・お手洗いのことです
用もないのに探してるわけじゃないから
いささか・・不安に怯えます
我慢は・・距離に反比例です

さっき表示があったのは・・
大丸デパートの入り口の前だったのを思い出し
引き返しました
そのほうが確実だと思えたからです

200メートルバックして
入口のインフォメーションで聞きました
「近くのトイレは・・どこですか?」
答えは・・
「男性用は・・三階のフロアーか
地下2階のどちらかです・・!」・・だと
各階には・・ないのです

階段を三階上がるのも・・二階下りるのも・・
駆け足ってわけにはゆかないから
エスカレーターののろさを呪いながら
やっと・・辿り着いたのは
最初から・・15分後のことでした

逼迫してたわけじゃなかったから助かったけど
困ってたら・・困ったでしょうね
まして・・足が不自由なひとだったら
失神しちゃうかもでしょう
早目に探す・・老人には必須の知恵かもしれません

今から・・どれくらいの距離にあって
どれくらいの時間でたどり着けそうか
情報とは・・場所だけでなく
そうした気遣いもあってほしいと・・
その手の困難には程遠い若い担当者に
お願いしたいもんだと・・思ったものです
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全ての予定を終えて・・日帰りの往復
深夜の東京につきましたら・・
歩いてて・・目に飛び込んできたのが・・これ

なんと・・60mとあるじゃないですか
これこれ・・なのです
これがあるないでは・・大分違います

60mなら・・私の足で何分
それ以上歩いて見つからなければ
見逃したのかも・・と引き返せます
60mがもってる情報量は・・
文字数以上のものなのです

さすが東京・・と
ちょっと褒めておくことにしました

お手洗い・・
口にはしにくいが・・大事な問題です
文化は・・学術的なことばかりじゃありません
ひとの気持を汲んだ気遣い
実現してほしいものです


今朝は・・これから日本橋の三越へ
開催中の・・「第40回伝統工芸部会展」
私も出品してますが・・今日は当番日
10:00~19:00在廊です
お近くにおいででしたら・・是非!!
旗もって・・ご案内です!!・・笑



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Commented by atsu at 2012-05-25 10:29 x
同感です。
幼い頃から母に美術館に連れて行ってもらっていましたが、そんな母も今は病気で車椅子生活です。
先日、新美術館に母の希望で行きました。
来場の段取り(連絡)も、通路の広さもも、展示の高さも、ライティングの角度も、健常者だけの物になっている事に気がつきます。
おまけに展示場の外には、売店が・・・
絵葉書や図録、グッズが盛りだくさん。
車椅子が通るのにやっとの道幅・・・そこに品物に夢中の人々。
迂回する道は無く、『すいません、すいません』と言い続けながらの移動。
もう疲れました。
人の為の美術、しかし現実は、健常者の為だけの美術です。
それまでに見た美しい作品は、脳裏から離れ残ったのは苛立ちと疲労だけでした。

私も陶芸が大好きで、日頃から『もっと、もっと』と自分の中の理想と戦っています。
その為に料理も作り、花を生け、お茶を楽しむようになりました。
実際に使う人に立場になってみないと、解らない部分が沢山あり『用』の重要性を考える毎日です。

表面だけでなく、作家さん達の『こだわり』を見るのが物作りの醍醐味だと私は思います。
それを感じると、とても幸せな気持ちになります。
Commented by HarukoB1 at 2012-05-25 14:59
「お手洗い」大切な問題ですね。
どこの国でも,,,でも日本は親切な方だと思いましたよ〜
私はまずインフォメーションで聞くことにしてます。
小さい子供を連れた方と,自分を含めた老人のため、、
Commented by touseigama696 at 2012-05-26 08:52
atsu さん
ありがとうございます
目線を幾つか持つってことが
自己中にならない秘訣だと思うんだけど
実際には・・なかなか気遣いができないんでしょうね

もの作りも同じです
自分にとって好ましいものが
人にも同じだろうか・・?
これも目線の数の問題じゃないのかな・・
Commented by touseigama696 at 2012-05-26 08:54
HarukoB1さん
ありがとうございます
なんだか・・侘びしい話題でした・・爆
そこのけそこのけおうまがとおる!
みたいな走り方・・もうできません・・苦笑
故障車を直しながら走ってるみたいで
なさけないやら・・苦笑
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by touseigama696 | 2012-05-25 08:21 | ●世相あれこれ | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696