2011年 05月 27日
シルエット |
結局・・皿でも壺でも
造形の美しさは・・シルエットだ
口縁部から・・高台までの
柔らかく破たんのないラインの流れ
それを満たしたり・・逆に
僅かな破たんを加えることで
形に刺激を与えたり
轆轤と削りで・・
いつもそこを意識している
卵型の壺は・・
最も好きなシルエットのひとつ
高台を小さく切ることで
全体に緊張感を持たせながら・・
膨らみに・・より柔らかさが生まれる
昨日の教室で・・
生徒さんの希望で
見本のつもりで・・これを挽いた
いつものように・・
教えるのではなく・・見てもらうことにしてる
どこを見て・・自分の技術に何を補完するか
それが主体的な稽古だと・・思うからなのだ
教えられるより・・発見する
技術の体得は・・そこにあるような気がする
(但し・・基本を習得しようとするビギナーは別
丁寧に・・教えるべきなのは当然のこと)
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by touseigama696
| 2011-05-27 01:11
| ●工房便り
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