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登り窯・・方式

笠間の陶芸の丘にある・・登り窯
笠間も・・地震で大きな被害を受けた
この登り窯は・・大丈夫だったろうか?

登り窯ってのは・・斜面を利用して
下から上に風と火と熱を通し
房を連ねて・・焼成してゆく薪窯である
d0085887_22111785.jpg

この登り窯の姿を眺めていて
ふと・・気づくことがある
これって・・例えば原発のリスクマネージに
ちょっとしたヒントじゃないだろか・・
但し・・素人の思いつきを
逃れられるわけでもないのだが・・
(きっと・・他にも備えなきゃならない
幾つもの条件があるだろうが・・)



まぁ・・ちと耳をお貸しください
d0085887_22112436.jpg

今回・・福島原発が壊滅的打撃を受けた原因は
全ての原子炉が・・海と平行して建設されていて
その立地的な海抜が・・同一平面上らしいこと
その結果・・全ては一度に全滅したことになる
(事故後・・最初に見た航空写真で直感したのは
何で・・波と戦う姿勢なんだろ?・・だった)

こうした設計になった理由があるはずだが
多分・・コスト優先ではなかろうか
もし・・戦略的・・戦術的に考えれば
一遍に全滅する海と平行の陣構えは
とってはならない戦法の筈である

極く素人っぽく考えても
海と垂直線上に・・縦並びに構築すれば
津波への抵抗は・・まるで違うはずだ
(津波に限らず・・船舶は
大波に対しては直角に向き合って
乗り越えてゆくのが定石
決して・・平行に操舵することはない)


海に近い1号が抵抗することで
2号への破壊力を弱めることができそうだ
同じ理由で・・
3号は更に弱い津波と向き合うはず

その上・・ここに登り窯システムの導入だが
縦に高低差を作るということである
1号より2号は高く・・3号は更に高い
だから・・仮に1号がやられても
2号は・・無事かもしれない
それがダメでも3号は・・と
想定外の域に幅ができるではないか
少なくとも・・
単純に全滅することさけられそうだ

絵図に書いた建屋の壁の厚さは
1号は厚いが・・それは当然リスクが高いからで
順に2号・・3号と薄くできるから
3基合計の平均をコストにすればいい
平行3基よりは・・安くて済む

ま・・そんなこと考えていたのだが
今更でもある・・きっと
住民感情は・・原発を許すまい

電力をどう使うか・発電のコストは・・
ライフスタイルとも深くかかわる
これからの問題だろう

だが・・何を使うにせよ
安全に関して・・少なくとも
素人考えに負けたら恥だ
さすが・・と言わせるだけのことは
是非とも熟慮してほしいものである



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Commented by cat-korokoro at 2011-04-20 08:44 x
師匠・・・やっぱり、あなたは凄い♪

>安全に関して・・少なくとも素人考えに負けたら恥だ

一般(特に私のような)の素人には、あの航空写真を見て
ただただ、驚くばかりで Why? の発想は浮かんできません
書かれていることは、おぉ!そうだ と 納得です
やっぱり、一国のリーダーになりません?!(苦笑)
Commented by はるこ at 2011-04-20 16:46 x
先生は芸術家 肌ですが、引きこもっているのが似合いませんね。
もったいない、、、。
このアイデアだって、びっくりしましたよ。
この登り窯からヒント!!
登り窯って 一度中国のこういうのをテレビでみたことがあります。
斜面を利用、、、賢いですね。
でも先生の垂直も、、!!
Commented by touseigama696 at 2011-04-21 01:38
cat-korokoroさん
ありがとうございます
コストを考えたとしたら・・
今回のこの事故で
如何に大きな損失につながったかを
それこそ真摯に考えないとね・・
Commented by touseigama696 at 2011-04-21 01:41
はるこさん
昔のひとの鈍重なほどの誠実な仕事
きっとコストは合わないかもしれないけど
信念を曲げない思想は・・学ぶべきでしょうね
安全は・・コストではなく信仰かも
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by touseigama696 | 2011-04-19 23:10 | ●メッセージ | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696