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絵はがき

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絵はがきが届いた
「・・今日 日本陶芸展に行ってきました・・」
旧友の栗生明君から・・だ

最近滅多に会うこともないが
何処にいても・・いつでも一目置いてきた
日本を代表する建築家である

遠い昔・・さる建築番組を作っていた私は
仕事でご一緒した建築家から・・
「・・いずれ・・栗生君の時代がきますよ・・」
そして・・その通りになった

宇治平等院の宝物殿「鳳翔館」の設計は・・彼
これで日本芸術院賞・・を受賞もしている

6年前の初夏・・エッセイ折々の折りで触れた
宇治平等院・・折々の折り・・

既に公開されているから・・
栗生君のキャリアをご紹介しよう
栗生明

彼からいただいたハガキの最後に・・
こう書いてある

「・・今回の大震災が
経済至上のグローバル資本主義から脱却し
伝統・文化・自然を尊ぶ本来の日本人の価値観へ
回帰するきっかけになれば・・と願っています」


事実・・彼は長いこと
その大義に向かって
都市や建物を作ってきた

かつて・・マックス・ウェーバーは
「資本主義は・・畢竟精神の荒廃をもたらす」
そう言った

富の偏在をめぐる確執は
日本人の本質にそぐわないかもしれない
未曾有の危機をどう乗り越えるか・・
伝統・文化・自然・・大事なキーワードだと
私にも・・思えるのだ

長い年月・・風雪に耐えた平等院の傍らで
半ば地下にもぐって建てられた鳳翔館は
平等院の景観を邪魔することなく
静かに寄り添っている

勝った負けたとはほど遠く
共存の理念に満ちている


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Commented by cat-korokoro at 2011-04-10 09:25 x
まずは、受賞 心よりお喜び申し上げます
おめでとうございます

しかし、師匠は偉いっ! 普通じゃこうはいかないもの
やっぱり信念のある人 素養のある人は違うなぁと
信念も素養もゼロに等しき私はご尊敬申し上げる次第です
その16年間の何分の一かはご一緒に
(もちろんネットを通じてではありますが)
心の軌跡も拝見させていただきました
これからも益々ご精進なされますように♪

以前にもこの鳳翔館のお話は伺いましたね
二度ほど平等院鳳凰堂には行ったのですが、ずいぶん前の話でσ(^_^;)アセアセ...
機会があれば一度足を伸ばして是非拝見したいものです
Commented by blog_maya at 2011-04-10 10:20
実は二月に用事があって関西に行き、宇治平等院まで足をのばしていました。 
以前模写した雲中供養菩薩を実際に見たかったので。 
そして鳳翔館になんて素敵な設計なんだろうと思っていたのです。 あれ以上あの場に相応しい建物はありませんね。 
私は陶芸家ではないのでアプローチを穴窯とは思わなかったのですが、何か平安と現在を結ぶトンネルのように感じたのを覚えています。
お名前をクリックして、地下建築の意義を知りました。 小樽市美術館関係者にも知って欲しかった考え方です。  
Commented by touseigama696 at 2011-04-11 00:09
cat-korokoroさん
ありがとうございます
そうだね・・結構長いおつきあい
いつもお気づかいいただいて・・多謝です

平等院・・やはりあの存在感は大したもの
是非・・ご覧あれ
Commented by touseigama696 at 2011-04-11 00:13
blog_mayaさん
ありがとうございます
寒い平等院でしたね・・笑
でも・・やはり存在感のある建物ですね

地下建築は・・防災の上からも
結構大事なコンセプトをもってるような
そんな気がします
栗生君の考え方は・・いつも重厚です
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by touseigama696 | 2011-04-10 00:38 | ●畏友交遊 | Comments(4)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696