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アラスカ闘病

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                         ワゴンの後ろに立ってるのが・・退院した日の私
                         今は亡き・・ボスが迎えに来てくれた朝
                         肌を刺すように・・冷たい空気だったが
                         生きてることを実感した・・朝だった



昨日・・バニシング・ポイントという映画が
私にもたらした影響について・・書いた

この道一筋・・に徹しきれなかったのは
身体を壊したからだけではなかった・・云々

大病をされた・・?・・とご質問があった
病気そのものよりも・・
病気がもたらす・・こころの問題
40年経って・・今でも問題かもしれない

以前にも触れた覚えがあるが
また切り口が違えば・・別の話かもしれない
読んでいただければ・・である


深層心理 折々の折り 2004/08/04


この一文の元になった出来事は・・こうだった
1969年2月・・
パリをベースに欧州の取材に出かけた私は
北太平洋の機上で・・心臓発作を起こし
アラスカのアンカレッジで緊急入院
一カ月の闘病を経て・・帰国してからのことだった
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                        ジョイスは・・もの静かで・・笑顔の優しい看護婦だった

この病院に・・日本人は初めてとかで
とても大事にしてもらって・・微妙な病気も
さしたる不安も抱かずに過ごすことができた

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                             ヘイズは・・病棟婦長 エリザベス・テーラーみたいな美人
                             それでいて・・とてもクレバーなナースだった


やがて・・帰国してから
心臓に起きたこととは別に
こころの問題を抱えて
苦しい7年間を過ごすことになった

もし・・あのとき
元の・・つまりテレビの仕事に戻っていたら
きっと・・そのまま一途に続けたろう・・と思う
そして・・もしかしたら
壊滅的に身体を痛め・・再発したかも・・
それは・・一直線に命の問題だったろう

7年の無為な時代を経て
心臓神経症から脱出し
新設の病院事務長に就任することで
社会復帰を遂げたのは・・
40歳を少し超えていた

結果的に・・
テレビ番組プロデューサー
病院事務長・・そして今の陶芸家
まるで脈絡もなく・・三つの人生を歩いたが

でも・・ひとつひとつには・・一途だったと思う
「深層心理」にも・・
「心理テストを受けて・・人生観が変わった」
と書いたが・・その意味は

今していることに・・一途なのは大事だが
一途であることに・・一途にこだわる
案外・・そうした「一途」が多いのではないだろうか

何につけ・・
顕在意識と潜在意識の中に住む自分が
思いがけないほどに乖離していること
それを知らされれば・・
もはやこだわるべきものは・・何もないのだ

一途とは・・一本道とは限らない
だから・・遠回りを厭わず・・核心を探して
一所懸命生きてゆくことだ

あのアラスカでの入院から始まった
生き方の模索・・いろいろあったが
不思議なほどに・・
丈夫な体あって・・今がある

その幸運にも・・感謝しなきゃ・・なのだ


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Commented by moon-pon at 2010-12-28 23:53
こんばんは。
2004年の文章も読ませていただきました。
人生って複雑ですね・・・。
かなり重い内容なので、何と書かせていただこうか迷うところです。
でも、いろいろ曲がりくねって歩いているようで、
やっぱりそのひとにとって、すべてが必要だったのかもしれません。
(もしあの時こっちの道を選んでいたら・・・?)
そんなことを思う時もありますが、
1本の道しか歩めない・・・。
もう1本の道を選ぶことはできなかった。

でも、どんな職業であっても、やはりtouseigama696さんはいつもtouseigama696らしくて、真摯で、深く考えて行動できる方なのですね。
とても素敵だと尊敬します。
作品にも、ひとにも、すべてが表れていて、
だから見るひとを惹きつけることができるのですね。

ああ、私もこれからの時間を、真剣に大切に生きていきたいと思うのでした。
ありがとうございます。
Commented by tes_music_system at 2010-12-29 08:00
何本も小説が書けそうですね~?!(笑い)
Commented by harukob1 at 2010-12-29 15:47
病気って、、、、、アンカレッジで、心臓神経症 !
ずいぶん若いときですね.....!
こんな映画に出てくるような美人のナースの方達に見守られて、、先生の人生はなんだかいつもドラマティックですね。
「こうもあり得たかもしれない、という人生が垣間見えたときが幸せ」
っていうタイトルのインスタレーションをしたアーティストを思い出しました。
こういう体験が今の先生の人格作り,作品作りの味になっているのかな?
魅力ありますもん、、、
Commented by touseigama696 at 2010-12-30 03:06
moon-ponさん
光陰矢のごとし・・とはよく言ったものです
お目にかかったのが・・ついこの間なのに
矢の如く・・年の瀬になってしまいました

楽しい旅でした・・改めて感謝です
残された時間を・・できるだけ大事にしたいと
そう思うようになったこと自体・・少々歳です・・苦笑

Commented by touseigama696 at 2010-12-30 03:07
tes_music_systemさん
ありがとうございます・・

ほんとだね・・小説書ければいいのですが
書く方が・・きっと難しい・・笑
Commented by touseigama696 at 2010-12-30 03:12
harukobさん
あれ以来・・心臓には何も起きませんでした・・笑
人一倍健康に恵まれて今の人生があります
妙なものですね・・笑

アラスカの入院一カ月が
後に事務長就任の折りには・・
とてもよいヒントになって
いろいろ新しいサービスを生んだような気がします
それも・・楽しい思い出になっています

いつか・・書いてみようかな・・笑
Commented by masiro at 2010-12-30 21:26 x
こんばんは、私も同じ症状に10年以上悩まされました

私の場合は、病院に通っても改善されず・・
先生に、環境もしくは考え方をかえないと症状は改善されないと言われました

出来ることからと環境を若干かえましたが、症状は改善されませんでした
考え方と行動をかえるのには本当に時間がかかり、
約10年費やしました
(考え方は、生育環境が影響しますので改善は本当に難しかったです)

仰っるとおり、意識的な自分が望んでいると思っていることが・・・無意識(意識できない)の自分が望んでいるとは限らないのですね

叶えたいと思っていても叶わない・・すすまないことは・・無意識の自分は本当に願っていない・・ということがほとんどなのですよね

一本道だけがいいことではありませんね

迷い道、廻り道があって勉強になったと思うことも短い人生ですが、私自身たくさんありました
廻り道したおかげでたくさん勉強させていただいています

ちなみに私の適正、経理でした(笑)数字に弱いのです(苦笑

症状はほとんど改善しましたが、お話好きは改善されない?です(笑
長文失礼しました。私も小説楽しみです^^
Commented by touseigama696 at 2010-12-30 22:49
masiroさん
ありがとうございます
そうだったんですかぁ・・
話してみると・・結構似たような経験を
もっておられる方が多いものです

歩いてみれば・・遠回りも悪くないものです
そう思えるころ・・少し歳とったことにも
気づくのかもしれませんね・・笑
Commented at 2011-01-02 10:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by touseigama696 at 2011-01-02 23:50
鍵コメさん
読んでくださって・・ありがとうございます
少しでも共鳴できることがあれば嬉しいことです

自分へのこだわりを捨てることができれば
随分と色々なことが楽になるのを知ったのは
この出来事からでした

どうぞ・・「現在」に変化が起きますように・・!
今年もどうぞ・・よろしく・・です
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by touseigama696 | 2010-12-28 23:23 | ●メッセージ | Comments(10)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696