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偶然の出会い

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昨日・・日本橋三越での最終日のことです
自分の作品の傍に立ち
やがて来ることになってる友人を待ってました

最終日でもありましたから
結構賑わっていました
その流れの中・・図録を片手に持って
メモをとりながら・・
私の作品をじっと見つめる老婦人がいました

日本人でないのは判りましたが
通りすがりの観光客という風情でもありません
すぐ横にいましたから・・思わず声をかけました
「陶芸・・お好きですか?」
老婦人は・・手を振りながら
「日本語は分かりません・・」と英語で答えました

そこで引いていれば・・それまでのことでしたが
またもや思わず
「though,this is mine・・」と言ってしまいました

老婦人は・・一瞬びっくりしたものの・・
にっこり微笑みました・・そして
途端に、質問を始めました

技法に触れての質問で・・
「どういうプロセスで作ってますか?
表面の表現は・・はオプチカルな処理ですか?」
といった具合なのです

日本語でなら・・簡単な説明も
乏しい英語力では・・思うに任せません
分かっていただけたかどうか・・不明ですが
幸いなことに・・
図録には・・英語での説明がついてます

私の作品の場合
Large dish with wave design in itonuki
(applying threads on a ceramic body,
and removing them after glazing to
create unglazed lines on the surface ).
とあります

名刺を交換しましたら・・やはり陶芸家で
オーストラリアのメルボルンで仕事していて
3カ月の予定で・・日本に来ているとのこと
「・・名刺の名前で検索すれば・・私のことは・・」
そう言って・・別れました

ネットで分かったことは
GWYN HANSSEN PIGOTT

びっくりしました
オーストラリアは言うまでもなく
イギリスをはじめ欧米でも著名なアーティスト

私より7つほど年長ですが
晩年のバーナード・リーチとも
一緒だった時代もあるようです

作品のフォトを見ると
シンプルな中に・・
無駄を省き抜いた鋭さと優しさが
混在して・・品格に満ちています
ともて・・素晴らしいと思いました

偶然の邂逅で・・
それと気づかぬ不明を恥じるところですが
こうした陶芸家が・・見ているということ
その評価に耐える作品を作る・・努力

井の中にいてはいけないと・・
痛感したひとときでした
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今日は・・夕方の2時間を
ジムでエクササイズした以外は
工房で・・糸を貼って過ごしました


追伸

今朝・・読み返していて
脇の下から・・汗がでてきました
冷や汗・・ってやつです

というのは・・このブログ
英語圏は言うまでもなく
外国語圏からアクセスしてくださってる方が
結構沢山いらっしゃいます

外国語に堪能な読者の前で
うっかり英語を使ったりして・・爆
つまり・・
「・・though, thisi is mine・・」
で始まった・・偶然の出会いでしたが
それにしても・・this is mine・・は
ないかもしれませんね

これじゃ・・その作品の所有者は私です
みたいなもんかもしれません・・苦笑
この場面では・・分かってもらえたにしても
それでも・・せいぜい・・it's mine!・・かな

この場合・・I made it・・でいいのでしょうか
あるいは・・I made the work
どうででょうか?

いずれにしてもpoor englishでした・・トホホ
お許しを!!




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Commented by ziggyus at 2010-10-06 00:40
Touseigamaさん、こんにちは!
すばらしい出会いがあったのですね。
彼女のサイトに寄って作品を見せていただきましたが、シンプルな中にも上品さが漂って、尊敬してらっしゃるというルーシー・リーの作品をちょっぴり髣髴とさせる印象をうけました。
彼女にとってもTouseigamaさんの作品や作者ご本人との出会いは心に残るものになったのではないでしょうか。
Commented by tes_music_system at 2010-10-06 07:58
英語が使えるって、世界が広がるんだね~!
Commented by 摩耶 at 2010-10-06 08:05 x
まあ 私が居合わせていましたら、通訳させていただいたのに残念です。
「これは私の作品で、横にいる背の高いのは私の父です。」なんて・・・。(爆)
Commented by harukob1 at 2010-10-06 15:13
思わず声をかけた、というところが立派です。
あるカンが働いたのですね、やっぱり陶芸家だったなんて、、、
言葉よりも作品が、彼女をくぎ付けにしたのですね。
ルーシー リーを思わせる彼女の作品たち、、、
世界が広がってきましたね!
Commented at 2010-10-06 17:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by moon-pon at 2010-10-06 22:19
人生って出逢いに満ちていますね。
その出逢いは、偶然のようであって、偶然だけではなくて、
やはり何か惹かれ合うものがあって、いつのまにか隣にいたりするのではないでしょうか。
とても素敵な作品・・・。
その作家には、声をかけたくなる雰囲気があったのでしょうね。

金沢の寺喜屋さんって、今もありますよ。
犀川大橋のすぐ横。
古いままのお店と、改装したお店とあるのではないかしら。
私は、もう何十年も前に一度だけ行ったことがあったような・・・。

金沢へいらっしゃるなら、よろしかったらお知らせくださいね。
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:05
ziggyus さん
B.リーチさんと一緒に仕事した陶芸家が
さりげなく・・大勢の鑑賞者のなかにいる

この現実にふれると
do my bestを忘れてはならないと
肝に銘じました
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:06
tes_music_system さん
使えてないから・・冷や汗なのですよ・・苦笑
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:07
摩耶さん
あはは・・そりゃいい
作家の親父の方が気楽だもんね
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:11
harukob1 さん
ありがとうございます
スピード・ラーニングの中に
「展覧会で自作の解説の仕方」っての
まだ送ってきてません・・爆

上品で素敵な婦人でした
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:11
鍵コメさん
ありがとうございます
あなたが一緒の日だったらよかったのにね・・笑
Commented by touseigama696 at 2010-10-07 00:15
moon-pon さん
ありがとうございます
作品を見る目が・・どこか普通ではなくて
思わず声をかけてしまいました
素敵な方でした・・
B.リーチの晩年の交流のなかに
いたのではないかと思われます

シンプルで上品な作品にも感銘しました
金沢巡回展のこと・・メールででも・・
Commented by Midori at 2010-10-08 22:26 x
イギリスから始めまして。私なら、This is my work. って言いそうです。I made this work.でも同じ意味ですね。良い出会いがあって良かったですね、ロンドンで彼女の展示を見る時は、このお話を思いださせていただきますね。

Commented by touseigama696 at 2010-10-09 01:28
Midori さん
はじめまして・・ようこそ!
やはり英語圏でのアクセス
また冷や汗がでてきます・・笑
なるほど・・
this is my work・・は自然ですね
彼女の展覧会は
ロンドンでなら可能だけど・・
東京ではどうなんだろう?
あれば是非見たいものです

これからも・・どうぞ
楽しいおつきあいでができますよう
もし・・ウェブをお持ちでしたら
教えてください・・
Commented by yumita6 at 2010-10-09 11:16 x
いい出会いでしたね!何億分の一の偶然でしょう!

こちら日本人ですから、英語は通じればいいんじゃないでしょうか(笑)

今回も手元に戻ることなく・・・ということは今年も完売ですか?
ワオーおめでとうございました♪
Commented by touseigama696 at 2010-10-10 11:39
yumita6 さん
ありがとうございます
今年も・・どこかへ嫁いでいくようです
どなたかは・分からないのですが
その分・・作品本位での評価
嬉しいことでした
Commented at 2010-11-10 01:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-11-10 02:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by touseigama696 | 2010-10-06 00:06 | ●畏友交遊 | Comments(18)

50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・


by touseigama696