2010年 09月 09日
野菊のごとき君なりき |
坂東太郎・・利根川から分岐して
東京湾に流れ込む・・江戸川
三角屋根の給水塔の先の右岸が・・柴又帝釈天
男はつらいよ・・寅さんの舞台だ
その左岸との間が・・矢切の渡し
昭和29年まで・・私はこの右岸に住んでいた
そしてその春・・矢切の渡しで左岸に越した
爾来半世紀が過ぎた
今となれば・・どちらも故郷かもしれない
野菊のごとき君なりき(折々の折り)03/01/24
「家」が立ちはだかっていた明治
政夫と民子の無垢な恋は・・報われなかった
おとなの規範が・・子どもたちには窮屈だった
その窮屈の中で・・悩みもだえ涙を流した
「家」とか「おとなの規範」がなくなれば
子どもたちは・・どれほどか自由に
愛や恋を育めると・・思ったかもしれないが
家も規範も・・希薄になった昨今
もし政夫と民子が・・
添い遂げることができたとしたら
お互いのこころに刻まれたに違いない
深い情愛は・・
家や規範と同じように希薄になってしまった
目を覆う幼児虐待は・・
愛の苦しさを知らぬ
未熟な恋の・・なれの果て
「自由」って・・むずかしいんだよ
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by touseigama696
| 2010-09-09 23:59
| ○未分類
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Comments(4)
先月この矢切りの渡しに柴又天神へ行ってきましたけど
歌のあるような情緒はなくビルに暑い暑いの一日でした
上の絵のような場面があればいいのにね
歌のあるような情緒はなくビルに暑い暑いの一日でした
上の絵のような場面があればいいのにね
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touseigama696 at 2010-09-11 02:10
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harukob1 at 2010-09-11 14:56
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touseigama696 at 2010-09-11 23:51